7月11日の日経平均は4日ぶりに大幅反落。
NY市場は上昇したものの、NY市場の引け後にトランプ政権が中国に対して追加関税を課すと公表したことから、警戒売りが優勢の展開となり、前場では450円近く下げる場面もありました。
後場には為替が落ち着いてきたことと、上海市場が暴落ではなかったからなのか、下げ渋って一時22000円台を回復しました。
しかし、そもそも分かっていた理由での急落のわりには戻りが鈍く、終値では22000円を下回った事で不安を拭えない大引けとなりました。
さて、昨晩はNASDAQが新高値を目指すか、それともそれが覆るような展開の場合「大暴落前夜」の足となるかの2択となると考えていましたので、いつになく監視していましたが、
大引けまで特に上にも下にもNASDAQの動きはなく、売り方として何か悪材料がタイミングよく降ってこないかなと考えていたらNYクローズ後に「対中制裁関税2000億ドル公表」と言うネタが降ってきました。
このネタ自体はそもそもいつかやると分かってた事ですから、驚きはしないのですが、
本日の東京市場がそれなりに大きく下で反応をしたと言うことが凄く大事なことなので、売り方としてはまぁまぁと言った所でしょうか。
「まぁまぁ」と言うのは、以下のようにTwitterでも言いましたが、
【NYヤンキー達の思考から考える】
《NY市場が引けてからの大きめの悪材料》
⇒ファッ○! 仕方ない東京糞市場でヘッジ売りじゃ、とにかく叩き売れ
買い方のおどれら 「ぎゅわあああああ」
《NY開場》
⇒たいした事なかったな 買い戻そう
売り方のおれら 「ぎゅわああああああ」
多分これ
— Manager2525 (@newjk225) 2018年7月10日
結局海外勢は「対中制裁関税2000億ドル公表」と言うネタに対して中国側がどのような対抗策に打って出るか分からない、
その不透明感から取り敢えず東京では売りでヘッジしておけくらいの感覚でしか東京市場を見ていないと思いますので、今晩特に何も中国側から《具体的な》アクションがない場合、
上記Twitterにも書いてますように、高確率でNY市場は何事もなかったようにリバウンドすると思いますから、本日の下げは「まぁまぁ」と言う感想になります。
本日NY市場は戻るとは思いますが、もし様々な理由で戻らない場合、その反動は結構インパクトのあるものとなりそうですから、
2525個人としてはここまで覚悟を持って握ってた以上、ここで手放すと手法的に全く意味がなくなりますので、
8割以上の確率で戻ってしまうと考えますが、残り2割の大幅下落(特にNASDAQ)に賭けてみようと考えます。
東京市場もこのまま戻りきれないとかなり悪いチャートになると思いますし、何よりNASDAQの足が今晩落ちてしまったら、かなり怖い展開に変化すると思いますから、
今晩のNY市場、特にNASDAQがリバウンドするのか、それともデスナイアガラが出てしまうのか、かなり注目の相場になると思います。