6月25日のNY市場は大幅安。
米中の通商摩擦激化懸念が強まり幅広い銘柄が売りに押された形。
トランプ政権が中国資本が25%以上の企業を対象に対米投資制限を検討すると報じられたことで半導体株を中心にIT株が大幅安となりましたが、
取引終盤にナバロ米国家通商会議(NTC)委員長の「トランプ政権の通商政策は誤解されている」との発言を受けて、終盤は戻す場面もありました。
結局ダウは一時500ドル近く下落し、328.09ドル安(-1.33%)の24252.80ドルで終了。
S&P500も公益と生活必需品を除く9業種が下落し、1.37%安で終了し、NASDAQは2.09%安と大きな下落で取引を終えています。
さて、昨晩のNY市場はよく下げましたが、これまでの貿易戦争ネタで下げすぎた時に必ずと言って言いほど出てた「口先介入」がまたもや出た形で、
ナバロ米国家通商会議(NTC)委員長の「トランプ政権の通商政策は誤解されている」と発言したところからリバウンドしています。
しかし、昨晩のNYダウはついに200日線を割り込んで引けています。
これをどう考えるか、意見の分かれるところではありますが、2525としては「ついに200日線を割って引けた」と言う事実だけに注目して行こうと思います。
ただ、昨晩都合よくと言うか、お約束の位置で「口先介入」があったので、今晩も大幅続落と言うことに期待はしてませんが、
昨晩の値動きを「セリクラ」と言うにはあまりにも出来高が少ないので、もう1発、2発は近いうちにあるくらいのマッタリで構えていいのではないでしょうか。
また、東京市場はやっかいな事に先週から気にしてます中国市場の動向、「中華おまる」が効かなくなってきてるのが日増しに分かる状態になってきていますので、
NY市場の出来事だけではなく、中国市場の動向も警戒しながらやらないといけないと言う苦行相場になると思いますから、金庫にしまってるショートポジションは引き続きホールドでいいのではと考えています。
昼に中国で下げて、夜にNYで下げてと言う後ろから前からと掘られそうな雰囲気の日経、本日はどこまで下げるか、上げるか考えずにホールドが吉じゃないでしょうか?