4月17日のNY市場は続伸。
ネットフリックスが9.19%高と急伸しFAANG株をけん引し相場を押し上げた形でほぼ全面高で、主要3指数はダウが0.87%高、S&P500が1.07%高、ナスダックが1.74%高と揃って続伸となっています。
さて、未明から始まった日米首脳会談は開催中、基本的にNY市場の上昇を素直に好感した買いが入ると思いますが、何らかのニュースが出てくれば大きく反応する展開でしょう。
こればっかりは日米首脳会談が全日程終わらないと何とも言えません。
ただ、いくら何でも日米首脳会談で日本株が一方的に下げるネタが飛び出してくるってのも無理な話だと思いますので、このまま上げ続けたら、やはり今週は「相場の転換点」だったと言うことで、ショート撤退となりそうです。
NY市場は暴落後3回目の大きな戻りを演じてきています。
このまま上方へ転換するかと言った所ですが、この相場の天井と1回目の戻り天井を結ぶトレンドラインを引くと(一応)「抜けた」ことになるが、ここ最近のAI相場を考えると信頼性はありません。
昨日のNY市場やアメリカの投資家のツイッターを見てると「抜けたから買った」と言って上昇した部分もかなり大きいと思うからです。
あちらも「押し目買いで余裕♫」「抜けたら買い♫」と東京市場以上にお花畑ですから、2つ目の戻り高値を越えてくると新高値の声も出てくるでしょう。
ダウが上げても現在日経は反応が鈍いですが、そもそも日経はここまで「謎の円安」から謎買いが発生して、NYダウより先んじて底から上昇してきましたから、
日米首脳会談の結果を前に足踏みをするのは仕方のないところでしょう。
今晩NY市場は昨日の「抜け」が本物かどうか、結構重要な展開を迎えていますから、もし更に上昇して完全に抜けてしまえば、日米首脳会談が無事通過したのも合わさって、「相場の転換点」とも言えるような上昇を演じてしまうのではと考えています。
日程的、相場のパターン的に多くの皆さんから否定されても今週は「相場の転換点」を迎えると言ってきましたが、結局、北朝鮮ミサイル相場の時と同様に買いにくい外部要因の所を買い上がらないと駄目だったようです。
今回もそのパターンだと思わせといて、日米首脳会談前に一度大きく崩れるかと思いきや全くありませんでしたし、売り方には本当困った展開となりました。
相場ですから、まだ最後まで分かりませんが、そもそも今週ドテンを予告してただけに、ポジションに変化があればツイッターでお知らせしますので、正座をしてお待ち下さい。