2月20日の日経平均は4日ぶり反落、
NY市場が休場の中ー、昨晩の欧州市場と同じく売りが優勢の展開。
節目の大台22000円はあっさり下回って前場で下げ幅を200円超に広げましたが、
後場は目立った動意には乏しく、前場の高安の範囲内で静かな動きが続きました。
さて、本日の日経平均は224円安と大きめの下げとなりましたが、
東証1部の値上がり銘柄数は値下がりを上回ったりしてるあたりを見てると下げの本気を感じさせてくれません。
前場は売り方にしてみれば「おっ?」と」なるような感じもありましたが、
後場は個人トレーダー好みの銘柄を中心に押し目で買いが入っているのを見ると、
相場はやはり落ち着いており、NY市場が再び2番底を目指す動きを開始しないと日経独自にはこれ以上下値掘削は難しいようです。
やはり朝にも以下の言いましたように、
2525の相場観的にNY市場市場は今日、明日が直近のトレンドを決める大事な日だと感じています。
結局先日の6日が大底だったのか、それとも6日の安値を下回って下落相場再開かと言った具合にです。
本日、明日と言うのが相場の展開として凄く大事で、
結局このまま上昇を続けるのなら、理屈抜きにまた売り方を殲滅してくるような上げ方をしてくるでしょう。
しかし6日の安値を再び目指すような動きに米金利3%突破を発端に起これば、
今エコノミスト、アナリスト中心に今多く言われている「あの暴落は上昇トレンドの中で起きる一過性の調整だった」と言う事が完全否定されるような事態になるでしょう。
何度も言いますが、「中銀緩和バブルの崩壊」と言う相場テーマは、
これまでの「ナントカショック」と違い、かなり息の長いテーマで続いていくと思われます、
2525の相場観的には今のこの雰囲気(あの暴落は何かの間違い的な)に飲まれずに、
朝にも言いましたような以下の事、
①米金利上昇が上昇してるのにドル安になってること
②米国経済は絶好調なのに増税でなく減税をしてること
③米国は大赤字の中に大型インフラで財政が更に真っ赤っ赤になってること
④米国の個人は記録的なクレジット赤字(預貯金も最低レベル)(車版サブプライム問題等)になってる事
この事実から目を逸らさずに、しっかりと売りの目線を貫いていきたいと思います。
この相場は何かがおかしい、
どうも個人を舐め腐ったヘッジファンドが「押し目を買って放置で大丈夫」と言う偽りの雰囲気を一時的に演出して、
洗脳された(せっかく先の暴落を生き残った)個人投資家を刈り込む事を狙ってる気がしてなりません、どうかお気をつけを。