昨晩のNY市場は続伸、
昨晩公開された9月19-20日開催分のFOMC議事録でのややハト派的な内容を好感して3指数ともに最高値付近で引けています。
さて、NYダウのチャートを見てると「天井前の急騰が一番騰がる」と言う相場格言を思い出してしまいます。
それは材料はほぼ何もないうえに、悪材料は北朝鮮と利上げがあるにも関わらず上げ続けるからに他なりません。
このような理屈抜きの上げ方こそ、「(官製が加わった)バブル」と言う事で、
アベノミクス初期と同じですべての常識的な売りを焼き尽くしながら上げてくる、そんな売り方受難の時となっています。
個人的に残されたポジション的なあとわずかという水準まで上げてきていますが、
RSI 89.87%
ストキャスティクス 94.40
騰落レシオ 126.68
乖離率 +0.73%
と言うようなあらゆる指標が過熱を示してる中、「バブルには馬鹿になって乗りましょう」となってまだまだ上げるか、
それとも「尻尾はくれてやれ」で利益確定が膨らんでくるのかと言う駆け引きの中で
徐々に一旦「尻尾はくれてやれ」と言う展開になってきて、
このような誰もが驚いて仕方ない上昇を演じている状態で、歴史的高値(2015年の20952円を)を超えると言うことは、
何かのキッカケ一発で大きめの利益確定の売りがSQ前だからこそ起きる事があって大台のSQ到達と思いきや、
そうならない事もありますので、現ポジションのまま「その時」まで見守りたいと思います。
また、為替なのですが、昨日も言いましたように、イメージとしては円安再びと言う武器を手にして日経21000円到達と言うイメージが強かったのですが、
現状そうなっていない所に、日経の指数上昇プレイの限界を感じますし、
(今はそうなってませんが)一旦(利益確定)売りに傾いた時の反動が結構怖いと思いますので、
突然(大きめの利益確定売りからの)売りの連鎖が起きるのかも要注目だと思います。
恐ろしいほどの売りや買いの反動と言うのは何事もないような状況から突然起こるものですから。