週明けのアジア市場はまちまち。
この連休中に北朝鮮の新たな挑発があると言うことで為替市場は警戒をしているようですが、今の所何も動きはありません。
さて、皆さん連休はいかがお過ごしでしょうか?
いよいよ明日10日が日本で衆院選公示日であったり、北朝鮮の党創立記念日であったりする警戒の特異日となってます。
恐らく明日何もしないと言う事は金正恩の性格からしてないと思うのですが、
ただこれだけ先に情報をアメリカやロシアから出されてしまうと、皆さんご想像の通り、ある程度の事は織り込んでしまうので80%の確率で大したことなく、
何か起こってもまた押し目となるかもしれません。
しかし残り20%くらいの確率で通常の北朝鮮が今までと異なる挑発、
つまり複数発射したり、東京の真上を通過したり、西海岸に届く飛距離を達成したり、SLBMを発射したり、
そういう事になった時に北朝鮮はそれ以上何もしないにしてもアメリカが何らかの行動をしないとは限らなくなってきました。
普通に考えてトランプ大統領が軍トップをズラリと集めての会合の後に「今にわかる」と言ってその後沈黙してると言うのは、
今までアメリカが沈黙した後には結果として軍事行動やそれに準ずる事を実際にしてきた歴史を考えれば、
北朝鮮が新たな次元の挑発をした時にいきなり北朝鮮に核ミサイルを打ち込まないにしても、何かあるのではと警戒してしまいます。
2003年のイラク空爆の時も、アメリカはイラクを攻撃する、しないで世の中の意見は割れていましたが、結局攻撃をした事をどうしても思い出します。
ちなみにアメリカの主張した「大量破壊兵器」とかどこにもありませんでしたが。
アメリカが北朝鮮を攻撃してもイラクの時のように石油利権もないからしない、と言う意見も見ますが、
あのアメリカと言う国が実際に核ミサイルが米本土に届くとか打ち込むとか脅迫されて、
日本のように毎回「最大限の非難」「最大限の抗議」「最大限の遺憾」とか言って黙ってるとはとても思えません。
と言うことで短期的には明日10日に北朝鮮がどうなるかで全く異なる相場付きになると思いますが、
どちらに転んでも「こうなった時にはこうしよう」くらいのイメージは持って脳内準備だけはしておいた方がいいでしょう。
思い込みは駄目ですが、脳内想定しておくのはその時に慌てずに行動する上で大事な事だと2525は思います。
では、よい連休を、2525はもう少し入院します。