本日の日経は日銀を避けたかったのか、前場引けの段階でGD分を埋めましたが、後場になるとまた売りが湧いてきて下げる展開、
しかし日経平均20300円以下にはなかなかいかないと言う強いんだか、弱いんだか分からない展開でした。
さて、本日のドル円の動きに象徴されるように下げはするのですが、ここぞと言うポイント、
本日で言えば111.50を何故か抜けずに巨大な岩盤でもあるかのような感じでした。
このような現象が見られる時はご存知のように何か強力な買い支えが資金が尽きるまで防衛線を張って待機してるイメージですから、よっぽどの事が起きない限り下抜けはしない感じです。
だからと言って上抜けできるかと言えば、上抜けのネタもなくて、ひたすら「その時」を待ってるような感じを受けます。
上にしろ、下にしろ、何か目的があって動いてるように全く感じられません。
このような状態になってしまうと、今までの経験上、結構長いことヨコヨコしてしまいますから、なんだかドル円の動きが上値も重く、怪しいとは感じますが、どうせヨコヨコするんだろうと考え、下げの期待はあまりしてません。
ただ、やはり気になるのはNY市場の動向ですが、どうも連日、力を溜めてると言うよりは、連日様々なNY市場内の株価や指数の動きを見てると「上げ飽き感」を2525は感じてしまいます。
もうNY市場はトランプ大統領になってから散々上値を試し、売り方の思惑を超えて、様々な危機の崖登りを演じて成功してきましたが、
流石に上げを演出してる投資主体もそろそろ上げに専念する事をやめて、いわゆる「押し」を作って一旦リセットしようとしてるような意思を感じます。
ただその押しが「ゆるやか」なのか「急速」なのか、それは分かりませんが、どうも色々と元気がないように感じます。
この感覚は北朝鮮有事がどうのこうのではなく、NYが市場単体の問題として感じるものですから、北朝鮮問題と相まって非常に判断がしにくいのですが、
やはり2525が現在も直感的に感じる「NY市場の上昇を信じてはいけない」と言う感覚を大事にショートポジションを継続していきたいと思います。