未来人の相場観に震えて眠れ

2525の相場観

アメリカ人の思考、それは「アメリカがジャスティス」

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昨晩のNY市場はMSQで想定通りの地蔵アゲアゲで終了、

日本上空にミサイルが通過しようとも、こっちはMSQで忙しいんだから、そんなの知らんがなと言う相場展開でした。

 

さて、東京市場は「ミサイルが飛んで来ても押し目」と言うことで学習したようです。

本当にTweetで以下のように言ってた事があったのかどうかは分かりませんが、

いくら日本が他の市場と比べて売られていたにせよ、昨晩のロンドンのISによるテロを無視してまで上げる姿を見て

やっぱり北朝鮮資金への制裁の意味でもあったのかなと考えています。

あそこを買いあがると言うのは何か強い意思がないと出来ませんからね、買戻しももう終わってたでしょうし。

ということで、北朝鮮のミサイルに反応しなくなったのは東京市場に取ってよい事ですが、

北朝鮮と言う国がなくなったわけでもありませんし、

どうもここ最近、トランプ大統領やアメリカ政府が「大人しくなった」のが気になります。

私個人の仕事でもそうなのですが、アメリカ人というか、アメリカの役人の気質というか、

彼らが「黙りだした」「あまり語らなくなった」時って結構怖いんです。

こう言う点が私が今携わっている東南アジアの政府のいい意味でも悪い意味でもいい加減な人間とは違いますよね。

また欧州の人間とも違います。

根底には「アメリカが一番」「アメリカがジャスティス」と思ってるからなんでしょうが、

どうも最近のトランプの言質やアメリカ政府の発言を見てると良い方向に向かってるとは全く思えません。

市場と言うか、相場とは物事を織り込む速度が現実の世界よりも数段早いことから(先に先に織り込むことから)、

「実害がないから」とか「飽きた」とか言ってリバウンドしただけで、

何も状況は変わってないというか、着実に北朝鮮は飛距離を伸ばしてる事を忘れてはいけません。

また、NY市場はまた史上最高値を演じてますが、

9月末に向けて控えてるビッグイベントをこのまま上昇気流そのままでいけるほどNY市場市場はそもそも割安ではありませんし、

2525の相場観的には「無視できないアメリカ自身の悪材料」が出るのを待ってる気がします。

それは昨日のブログ記事「【まとめ】NY市場に暴落が近いと思う理由」で言ったように、

9/25の週に発表されると推察される「税制改革案概要」、ここでのしくじりか、

FOMCで「バランスシート縮小開始を宣言」すると思いますから、

ここでバーナンキショックのような波乱があるかとか、(急上昇してポキッと市場が逝ったアレです)

そう言う事をキッカケに大きく下がるのを待ってると思いますので、

現在踏まれて火だるま状態で、おいしいベトナム料理も何だか美味しく味わえませんが、

過度に悲観することなく、NY市場週明けのNY市場市場の動向を確かめてみたいと思います。

最後はやっぱり2525WINですから。


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