このブログ記事は今朝の記事「週末のNY市場に思うこと」についての
補足記事となります。
本日は今週のNY市場のチャートをずっと見ていつもの復習をしていました。
ちなみに2525は週末にNYの市場や東京市場、及び主要為替の5分足から月足まですべてのチャートを振り返って、
イメージをこの時はアレが起こって、だからこう動いて、、、、と将棋の棋譜を確認するような作業をしています。
集中してたら数時間で終わるのですが、集中しきれないと一日がかりの作業なので、相場が好きでないと出来ないですね。
トレーダーの中には休みの時は一切相場の事を考えない事がリフレッシュになり翌週の相場に繋がる方が多いと思いますが、
2525の場合、常に考えてないと次の相場のイメージが全く出来なくなって詰んでしまうガラスのハートのタイプなので、
休みの時くらいゆっくりしたいのですが、そういう性格なので、仕方ありません。
そういった週末の確認作業の中で感じた事、それはスイングショートを持っているからではないのですが、
やはり感じる事は「掘り足りない感」です。
振り返れば昨晩、ドル円は直近の安値を更新しました。
その後解任報道で一気に上げましたが、その前に特に重要な指標やイベントがあったわけでもないのに、
しれっとドル円の最安値を掘りに行ってたと言う事が非常に注目すべきポイントでなんです。
意味もなくあそこは掘れません、明確な意思があったはずです。
またNYダウですが、昨晩はリバウンドして強そうに見えますが、
これはスティーブ・バノン主席戦略官を解任と言う「人種差別ネタ」も加わった異例の事態に、
どう判断すべきか迷ったAIやアルゴリズムの相互作用でプチフラッシュクラッシュのような事が起きて上げたのだと考えます。
奴ら(AI)は本当は下をもっと掘る予定だったのに、解任ネタが出たので掘削作業の途中で急に止めて買い戻しをした影響で、
短期のショートを巻き込んで上げた、ただそれだけで、解任自体が何かトレンドを変えるものではなかったからこそ、
昨晩は無慈悲な行ってこいの形になったのだと考えます。
先のブログ記事でも言いましたが、もし翌週の上昇を強い意志で予定していたなら、垂れたりせずに高値でヨコヨコしてたはずです。
しかし、実際はヨコヨコ維持せずに下に戻して来たと言うことはやはりNY市場に大きな転換点が来てると考えた方がいいと思います。
例え週明け月曜日の東京市場が堅調であったとしても、
NY市場は金曜日掘ろうとして掘りきれなかった分を週明け早々に追加工事してくる可能性が高いので、
大きな転換点が来たという点からも週明けの展開は注目です。