NY市場は軟調な動きの最中、トランプ大統領が白人至上主義的立場をとるスティーブ・バノン主席戦略官を解任したことを好感し、
主要3指数が一時上昇する場面もあったが、長続きはせずに結局行ってこいの展開となりました。
昨晩スティーブ・バノン主席戦略官を解任した噂が伝えられて主要3指数が上昇した現象、
ずっと見てましたが、そこには大口の投資主体によるAIトレードや単なるアルゴリズム売買など、機械的なトレードを感じさせる動きでした。
また、主席戦略官を解任と言う異例の材料をどう判断していのか、AIもアルゴリズムもどうしたらいいのかしばらく悩んでたような印象で、
最初はAIも「買いだよね?」「買いでいいよね?」と考え、
でも後から「ん?やっぱ買い材料じゃなくない?」「え?買うのやめたの?」「やっぱ買うのやめとこ」って感じで行ってこいの上髭陰線で終了。
その形や展開を考えると非常に悪いものとなりました。
これは「本日のNY市場の結果は凄く大事だから大注目な件」でも以下のように言ってましたが昨晩結局陰線となった事は注目すべき現象だと思います。
「また、2525の相場観的には本日のNY市場が小幅でもいいので「陰線」を出して終わる事が凄く大事で、
もし本日NY市場の各指数が「陰線」で終われば来週大チャンスではないかと2525は考えています」
これは2525が常に大事にしてる「相場のリズム論」から来ているのですが、
もし来週上げるなら昨日解任報道で上げたその上げ、高値ヨコヨコを維持をしていたと思うんです。
昨日のNYの市場の結末が「ほぼ行って来い」と言うことになったと言うことは凄く地味で分かりにくいのですが、今までのNY市場の展開とはやっぱり異なります。
昨日のようなリバウンド自体はこれまで何度も重要な場面で起こって「はいはい」くらいにしか思わないのですが、結果「潰れた」形になってるのは注目したい所です。
NY市場は今までと異なるパターンで終了しだした後と言うのは高確率で大きな波がやってきますからね。
現時点で週明けの東京市場が一旦リバするのかしないのか、東京市場は特殊なのでそれはちょっとイメージできないのですが、
NY市場は週明けジャクソンホールの講演を前に一旦下げ、直前で買い戻しをすると言うイメージでいますので、週明けのNY市場の下落に地味ですが付き合うイメージでおります。
NY市場の展開や形を考えると決していい形ではなく、今年なかった結果で終わってますので、ジャクソンホール前までに(下げの)ワンチャンあると考えています。