17日のNY株式相場は大幅反落。前日にトランプ大統領が製造業諮問委員会と戦略・政策フォーラムを解散すると発表したところに、
コーンNEC委員長の辞任の噂が広がった(ホワイトハウスは否定)事とバルセロナでのテロのニュースを受けて下落幅を拡大しました。
さて、NY市場は昨晩大きく下落したわけですが、昨日のブログ記事「やはりあの時と似てる、何かおかしい」で警告していた通りの展開となりました。
「上昇相場でよくある現象」「下落相場でよくある現象」が出てたのに無理矢理動かないあの感じ、やはり上記のブログ記事で言ってたように、
「7月下旬から8月上旬の頃のNY市場に感じてた違和感と似てて、その後の大幅落下をどうしても2525はイメージをしてしまいます」と言う相場のパターンだったようです。
ここで大事なのは昨晩のNYの市場がテロで下げたわけではなく(一因にはなりましたが)アメリカ自身の理由で大きく下げたと言うことを忘れてはいけません。
今までトランプに対する政策不安の場面など多々ありましたが、昨晩は「政策不安のネタに反応した」と言うことが相場の流れの変化を感じさせます。
そもそも強い相場継続なら昨日の「トランプ大統領が製造業諮問委員会と戦略・政策フォーラムを解散」と言うニュースには反応しません。
NY市場と言う市場はそういう市場ですから。
また、先日も以下のようにクレディスイスについて申しましたが、
【2525の相場観】過去もそうだったが、クレディスイスの大量のショート残を見て、この買い戻しを燃料にもう一相場があるとか期待してると投機筋からニヤニヤしながら追加うんこ落とされる事もあるから、あまり材料視しない方がいいと思います。これも相場の毎度のパターン。
— Manager2525 (@newjk225) 2017年8月16日
これも相場の底堅さを背景に踏み上げか?とかキリッと言ってたアナリストや投資家も少なくありませんでしたが、やっぱりフラグとなりましたね、下落相場の途中でよくある事です。
今回は19700円どころにでガチガチに支えられてた分、うっかりロングをしてしまってる方も結構多く、個人的な感触では先のNY市場の大幅落下よりも巻き込まれてる方が多いんじゃないかと感じています。
本日はNY市場のいつもの一時的な戻りも警戒しないといけないので寄り付きの売り増しは避けますが、もし東京市場が弱いままなら大引けにでも追加ジャスティスショートを撃ち込む予定ですからよろしくお願いします