12月11日の日経平均は続落となりました。
NYが市場の上昇を受けて買いが先行したものの、ほぼ寄り付き天井となり、マイナス転換から下げ幅を3桁に広げました。
しかし、米中会談ネタで再度急速に値を戻し、再度プラスに転じたところでもまたまた売りに押されるなど、前場は弱い動きが続きました。
後場に入ると、商いも膨らまない中で日銀のETF買いも入ったからなのか、指数は下げ幅を縮めたものの、値下がり銘柄は多く、下げ止まり感には乏しい展開でした。
ただ、日経225の売り圧力は和らいでも、TOPIXやマザーズ指数は下げ幅を広げるなど、軟調相場が続いて、TOPIXに至っては年初来安値を更新しています。
東証1部の売買代金は概算で2兆5000億円。
さて、本日はNY市場でハイテク主導の上昇、リバウンドが見られたにもかかわらず、日本株は終始さえない展開。
国内ハイテク株は総売り状態で、新興市場も崩れたまま。
TOPIXは年初来安値を更新したものの、勢いのあるパニック売りもなく、ジリジリち下げて、押し目買いも入らず、なかなか底打ち感が出ない展開。
そもそもこの水準では割安感が強く、いつ強い反発を見せてもおかしくはない水準ですが、ザラ場での動きを見てると実需の買いが入っているようには全く見えませんので、
CTAによる先物指数主導の乱高下が続く展開には警戒をしないといけません。
ただ、徐々にではありますが、日経225の下への反応が「支えられてる」からなのか、弱まっているのを感じます。
正直、イギリス、フランス、イタリア、米中貿易摩擦と悪材料満載の相場であり、下記のように日経の日足を見た時に、
W底を言うよりも、下値切り下げの地味にマズイ足に2525は見えます。
しかしです、ショートと言うのは張った後の「サックと感」が凄く大事で、今のように大事な場面でゴソゴソと動かれて、個人的にいい思い出がありません。
しかも明らかに何かが「支えて」おり、現在悪材料はある程度、ゴソゴソとしてる間に織り込んでる状態ですから、
どうも本日の先物の逆ザヤの様子を見ていると、酷いイカサマ上げがあるのでは?と感じてしまいました。
また、弾切れとされた日銀が1日おいて様子を見ることもなく、追加で撃ってきてるのも忖度砲でしょうし、
漠然とした不安が相場を漂ってはいるのものの、一旦大きくリバウンドするのでは? と言う考えから引っ張ってきたショートを利食いして、ロングポジションに組み換えています。
基本的に相場は遂に下降トレンドになったと思ってますが、こんな時の『官製に最後っ屁』ってかなりキツイものがあるとどうしても思ってしまいますので、
後から下がるだろうけど、今は日柄、やタイミングを考えるとそろそろ一旦上ではないか、そう考えています。
NY市場も上下上下上下と激しく600ドルクラスで上下してますから、本日は順番で言えば「下」なわけですが、週末を控え、そろそろこの法則も切れて、上、上になり、買戻しが進むと思うんです。
そうなった時の日経のイカサマ戻しって結構強烈なのでは?と。
ただ、本日NY市場が大きく下がればこの相場観、目論見も大きく外れる事になりますので、その時は本日建てたドテンロングは引っ張らずにカットしていきたいと思います。
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