未来人の相場観に震えて眠れ

2525の相場観

チャートの形が悪くなったので半力ロングホールドに変更

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11月29日の日経平均は5日続伸となりました。

 

昨晩のNY市場が大幅高となったことを受けて買いが優勢となり、早々に上げ幅を広げましたが、22500円を前にして上値が重くなりました。

 

前場は何とか201円高(22378円)と高い水準を維持したものの、後場はジリジリと上げ幅を縮める展開。

 

FRBの方針転換で利上げ早期打ち止めが意識されたことで東京時間でドル安・円高が進行したことや、上海株の軟調が警戒材料となった形。

 

ただ、ジリジリと上げ幅を縮めただけで急落と言うわけでもなく、大引けは85円高(22262円)と、安値圏ながらも値を保って終わりました。

 

東証1部の売買代金は概算で2兆5300億円。

 

 

 

さて、昨晩のFRBの方針転換とも言えるパウエルFRB議長の発言でNY市場が大きくリバウンドしましたので、日経もどれだけ上がるのかと思っていたら寄り付き付近だけ高くて、後はジリジリと下がる展開を演じました。

 

自身のロングポジションを全部継続するには、朝言いました2525ライン22380円を越えて終わることや、最低でも夜間VWAPを越えて大引けをする事が条件でしたが、

 

残念ながら、Twitterでも言いましたように、主力個別も上髭連発で、2525ラインも越えれず、夜間VWAP22260円を超える事なく終わりそうでしたので、個人的なポジションは半分利益確定としました。

 

また、下記チャートの青丸を見ても分かるように、急騰後の下落の初動と同じような形が出現してしまった事もかなり気になる所です。

 

ただ、Twitterでも言いましたように、大引け付近の展開ならナイトセッションが始まる前にも下を掘ってても良かったのですが、再び昨晩のVWAP付近に戻ってきましたので、

 

デイトレではありますが、寄り付きからロングを再び入れてみました。

 

 

 

また、冷静に相場を見て見ると、今回の(支え相場)リバウンド相場で戻り率が良かったのは日経平均・東証二部・JASDAQ指数・マザーズ指数と言う個人向けの市場、

 

つまり、日経平均以外は個人投資家向けの市場の戻りが良く、機関投資家向けの市場の戻りはリバウンドの勢いが悪いということになります。

 

やはりこれだけリバウンドしても機関投資家向けの市場の勢いが弱いのは「米中首脳会談」と「ブレグジットの合意」が不透明だからに尽きると思います。

 

この二つの問題は流石に良かった時と悪かった時の差があまりにも激しい為に機関投資家達は動けない、だからこんなに市場によって景色が違ってるのでしょう。

 

と言うことは、この2つが通過してしまえば、機関投資家達の市場も活況となり、更に日経は2525が何度も提唱している『12月の意外高』へ向けて着々と進んで行くと思います。

 

まぁ結局「米中会談」で年末は問題先送りになることはミエミエなんですけどね。

 

半分は利食いしたので、残りのロングポジションはど根性で握ってみたいと考えておりますが、前回の急騰を捉えたのに、利食いが出来なかった反省から、

 

雰囲気がおかしくなればさっさと全部精算して、再びノーポジになることも考えています。


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