NY市場は3日続伸。
寄り付き後、一時マイナス圏に沈む場面もありましたが、トランプ米大統領が中国の習主席と通商問題で長時間電話で話し合ったとツイートしたことで投資家心理が大きく改善した形。
ダウは米中摩擦解消期待を背景に264.98ドル高(+1.06%)とほぼ一日の高値圏で終了、S&P500も1.06%高で終了、NASDAQは1.75高で終わっています。
ただし、引け後決算が注目されていたアップルは時間外で5%下落。
売上高、利益ともに市場予想を上回ったが、売上高見通しが予想を下回ったことが嫌気されたようです。
さて、昨晩はダウナスがマイテンし、ここからApple決算を控え悲観モードかなと思われた所で、
タイミングを見計らったようにトランプが習近平と話し合ったと言うことをTwitterで呟いたことにより、しばらく悩んでいた感じですが、結局上げモードに変化しました。
トランプの呟き<Apple決算不安 だと思っていたのですが、昨日はトランプの呟きが勝って意外な感じです。
日経は昨晩ダウが200日線を抜けて上げ終わった割にはナイトセッションでの上げがかなり弱く、
下記のようにしつこくチャネルラインの上限を明確に上抜けできていません。
ダウとNASDAQのチャートの形はかなり改善したものの、中間選挙の前ではまだまだ不安な位置。
で、本日の日経は今の所、前日比変わらずでスタートしそうですが、
思い出すのは先日、アマゾンが決算を受けて時間外で大きく下げていたとき、日経は最初反応薄でしたが、
アメリカの経済成長に陰りがとか報道され始めるとアメリカが始まるまでのヘッジ売りが降ってきたのか、上値が重くなり、下げていった事を思い出します。
個人的にはAppleの決算に関しても同じようになるのではと考えておりますし、
NY市場があんな風にリバウンドしたのに未だにこの位置にいる事自体、
NY市場開始前のヘッジ売りの準備されてる証拠だと思いますので、
手持ちの日経ショートは場中カットの状況になるまでは継続していきたいと思います。
日本だけAppleショックで肝心のNY市場は大したことないとかV字回復とか普通にありますし、
寄り付きはリバウンド機運でも思い出したようにヘッジ売りらしきものが降ってくるとかあるのが日経ですから