7月3日の日経平均は続落。
昨晩のNY市場のリバウンドを受けて買いが先行し、上げ幅を3桁に広げたものの、序盤から上値が重くなり失速、
そこから下げに転じたものの、前引けにかけては値を戻して前場は6円安と、ほぼ横ばいで終えました。
しかし、昨日と同じパターンで後場に売りが激しくなる展開となり、後場はスタートから3桁の下落、再び売りが売りを呼ぶ展開となり、下げ幅を200円超に広げる場面もありました。
しかし本日は昨日から値幅を伴った下落を演じてる事から、押し目買いでも入ったのか、引けは26円安で、プラス圏には届かなかったものの、後場の高値圏で終えました。
さて、本日も日経は場中、見事に掘り込みましたが、流石にネタに対しての掘り込みを急ぎすぎたのか、引けでは他のアジア株同様に戻してしまいました。
まぁ7月6日の対中制裁関税発動まで後2営業日ですからね、何度も言いますが、それまでに米中で何らかの「歩み寄り」や「落とし所」が出るだろう、
と言う希望的観測で市場はまだ正常を保っていますので、
もし何ら「歩み寄り」や「落とし所」が出てこなかった場合、本日の後場の上げはなかった事になると考えています。
また、これも何度も言ってますが、中間選挙前にトランプ大統領が利上げのペースやドル高の傾向について牽制発言をしてくるのは目に見えてますし、
ドル高牽制発言に合わせて(する気はなくても)対日制裁についてもっと踏み込んだ発言をしてくるタイミングにも差し掛かってきましたから、
既存のショートを特に買い戻す理由がない今、相場は上下に激しくなってきましたが、ここは落ち着いて、
下落トレンドの時にも上げる時はあると言う認識をしっかり持ち、引き続きホールドしていきたいと思います。