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2525の相場観

相場とは不思議と悪いことが重なる時がある

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6月18日の日経平均は反落。

 

週末の欧米株安を嫌気して小幅安からのスタートとなり、しばらくじり安基調が続きました。

 

しかし、今朝方大阪で発生した強い地震の被害が相次いで報じられた事が影響してリスク警戒ムードが強まる中、下げ幅を200円超に広げる場面がありました。

 

しかし、22600円を割り込むかというポイントでは押し目買いが入り、後場にかけては下げ渋ったものの、戻りは鈍く上値は重い様子。

 

結局22600円台で静かな動きが続いたものの、25日線は何とか上回って取引を終えています。

 

さて、本日場中の下げは他のアジア市場のように(米中関税合戦等)海外要因というよりも、朝方の大阪の地震の方を警戒した売りであったと考えられます。

 

思い出せば2016年4月14日の熊本での地震の際は翌日15日は63円安と小幅安だったものの、その後も余震が続き、土日を挟んだ週明けの18日に572円安と値幅を伴った下げを記録した事を思い出します。

 

今回も横揺れ型と言うことで熊本地震と似ているので、しばらく警戒しないといけないと思うのは日本人だけでなく、海外投資家も分かってると思います。

 

また、下記のようにツイートした通り、この2週間程、個人投資家が利益確定売りを入れてる中で海外投資家が再び買い越しに転じていましたので、

 

それが、関税ネタならまだしも、「地震」と言う東京市場特有のネガティブネタで突然23000円付近でまたまた跳ね返される形となってしまいましたから、

 

2525が大事にする「相場のパターン」としては、日経は絶妙なタイミングで腰を折られましたので、売り乗せ一択で本日再び売り増しを決行しました。

 

 

 

売り増しが早すぎではないかと思う方も大勢いらっしゃると思いますが、本日の朝からの展開と言うのは、2525のルールの中で売り増しできる展開、売り増し出来る雰囲気と言うことで重なってましたからね、

 

完全に25日線を下抜けたわけではないのですが、売り増しを決行しています。

 

Twitterでも言いましたが、海外製が23000円突破に向けて準備してた所、突然腰を折られた形になってしまいましたので、その反動は本日の展開だけでは織り込めてないと感じます。

 

熊本地震の事を考えれば最低でも一週間は買いが入りづらい環境となる上に、ここにきて再び米中貿易戦争がプロレス的とは言え再開してしまいましたので、

 

ここ一週間は買う理由がないと考え、ショート陣営としては、米中貿易戦争ネタで今晩あたりから第二ラウンド的な下げを期待したい所ですし、

 

十分一発下げが出る環境に突然なってしまった事を忘れないで相場に挑みたいと思います。

 

常々言ってますが、相場とは不思議と悪い時に悪い事が重なって大きな流れになる時がありますからね、ちょっと注意したい展開と空気です。


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