6月5日の日経平均は続伸。
昨晩のNY市場の展開を好感して買いが優勢。
ただし、寄り付き直後に22600円台に乗せた後に買いが続かず、前場でマイナス圏に沈む場面もありました。
しかし、後場はプラス圏でしっかりと推移、ドル円が一時110円台に乗せるなど、為替が円安方向に傾いたことから、終盤に上げ幅を広げて22500円を上回って終えています。
さて、本日の日経は63円高。
特に 目立った材料もないので、流石に一回で抜けきれなかったのか、終値(22539円)は25日線(22561円)に届いておらず、本日に関してはこれが抵抗となったようです。
本日ずっと現物の様子を見てて感じたのは、ここ最近続く好地合の環境の中なのに、主力大型株を物色する動きが全く見られなかった事です。
やはり為替が110円に突入して抜けてこなかったのが影響してるのか、
それにしても、トヨタやソフトバンクよりも日本通信の売買代金が多い状況で、ここから先モリモリとと上がりますよと言われても、それはちょっと無理じゃない?と言う感じを受けました。
この感覚、23000円付近でウロウロして結局上に抜けきれなかった時と同じ感覚ですから、
現状、売り材料はないものの、2525が今週あえて提唱している「突然の下げ」を警戒しておくべきだと考えます。
ここから日経が上がるには大型株の売買が活況になるとか、もしくは現在軟調な新興市場が盛り返すと言ったような事が起きないと、
上値を追うよりもMSQ前の急落に注意すべき相場パターンであることを念を押してお伝えしておきます。