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2525の相場観

燻り続ける不安要素にセイジャスティス

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4月20日の日経平均は6日ぶり小幅反落。

 

NY市場のハイテク株安を嫌気して売り先行だったものの、22100円辺りでは押し目買いが入り、早々に下げ渋る展開となりました。

 

日経は大きく崩れることはなく、取引終盤にかけては下げ幅を縮めてプラス圏に戻しそうな動きも見せたものの、

 

週末で手控えムードなのか戻しきれず小幅安で大引けを迎えました。

 

さて、本日の日経は前場に200円程の「忖度火柱」を打ち上げて、後場は地蔵相場というつまらない相場展開となりました。

 

結果的に「押し目買い」有効の形となりましたが、果たしていつまで先日から言ってる下記のような不安要素に対して値を保っていられるか注目となります。

 

燻り続ける不安要素

  • 欧米や日本の銀行株が軒並み下げている(イールドカーブフラット化による収益の悪化だけではないと思う)
  • (不景気を告げる使者とされる)イールドカーブがますますフラット化してる
  • そもそも日米共に上昇理由がない上昇を演じてること
  • 日経225先物はダウとドル円に連動しない爆騰を演じてること
  • これまでの日本株上昇過程でよく聞いてた「(海外勢による)日本株買い」を聞かない、むしろ日本株を外す動きを継続してる
  • ここ最近、住宅建築関連株のETFが不気味な下げを演じている

 

ただ、昨日のNY市場を見ていると「相場のパターン」としては、再びの売り転換として良い形になりつつあると思いますが、

 

日柄や「相場の雰囲気」を考えると、まだまだ売り込んでいくというには前回までの暴落前夜とは違い、ちょっとまだ足りていません。

 

ですから、今週末は昨日の異変から週末は「暴落」を願いたいところですが、相場の日柄や「相場の雰囲気」と言ったものが十分足りてないことから、個人的には期待するだけ無駄と言う感じです。

 

何度も言うように、22500円の戻り高値を抜けて完全に定着してロスカットされるか、それともその前に2525が提唱してる再びのNY市場の暴落がくるのか、チキンレースになってきましたが、

 

結局イールドカーブのフラット化や銀行株の謎の弱さ、そして住宅建築関連株のETFの不気味な下げと言った古くからの警戒指標が第四コーナーから突然土煙を上げながら差してくると確信しておりますので、

 

ギブアップするその時までは諦めずにショートを維持したいと思います。

 

日経がNY市場に再び連動しだしてる以上、今晩も引き続き、とても微妙な位置にいるダウの動きがとても重要となってますので、ゲームしたりアニメみたりせずに真剣に相場の監視をお願いします。

 

「相場のパターン」的に次なるNY市場の下落は東京時間で何の異変もなかった欧米市場に異変が起きて「激落」を演じると思いますから。


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