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不気味なダウの下げに再び連動しだした事に注目

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4月19日のNY市場は軟調。

 

iPhoneの部品を製造する台湾TSMCの見通し下方修正を受けてアップルが大きく下落したほか、半導体株が軒並み安となりました。

 

米10年債利回りが上昇した事で金融株が買われる一方で消費関連や不動産株が総じて軟調となり、ダウは一時191ドル安まで下落し、83.18ドル安(-0.34%)と続落して終了。

 

S&P500とNASDAQはそれぞれ0.57%安、0.78%安と4日ぶりの反落となっています。

 

米10年債利回りが約1カ月ぶりに2.9%台に上昇した

 

さて、昨晩のNY市場は3日前にダウが日足で重要な節目を一応「抜けた」ことで、その「抜け」が本物ならば、昨日、一昨日と上に「抜けた」事を確認出来るような演出があるはずと言っていましたが、結局今のところ上に抜けきれず再び反落してきました。

 

※3日前に言ってた事

「これまでのAI相場のパターン的に昨晩のダウはもっと勢いよく上昇して、「抜けた」感を演出してこないといけいわけですが、それもなく、日足で重要な節目付近でウロウロ。この現象はここ最近のAI相場のパターンではもっとも危険な形で、大きな反落の前に出現しやすい形なんです」

 

 

これにより、ツイッターでも以下のように言ってた事が現実味を帯びてきてます。

 

ここで注目すべきは「日経がダウに連動して下げた」ことです。

 

日米首脳会談を終えた一発目のNY市場の展開で「NY市場の下げに素直に連動して下げた」、これが大事な現象で、

 

ここまでNY市場の上げにも下げにも鈍感になっていた日経が、日米首脳会談を通過した途端に非連動が連動に戻ったような動きをしてます。

 

過去にもNY市場やドル円を無視して日経が強かった時というのも、やっぱり連動が戻ってきたタイミングでNY市場が軟調になった、つまり今現在のような相場状況の場合、

 

何かの支えが急に消えたように、NY市場が下げたら過敏に下落する動きを演じることが多かったり、

 

日中意味不明に噴き上げることが多かった展開が一転して、日中ジリ下げを演じるとか、直近の相場展開とは違うことが多かったり、

 

これまでの非連動の強さは一体何だったんだと言うような相場展開になりがちからの、大きな下落というのが相場のパターンですから、

 

ここにきてのダウとの非連動性は非情に「相場のリズム」としても注目したいところです。

 

つまり、本日日中に意味不明な強さや噴き上げがなかった場合、再び売り方ニッコリな展開が待っているということです。

 

「何かの支えが消える」と言うのはそういう事ですから。

 

と言うことで、本日個人的に日経先物を売り増す資金はありませんので、このまま現ポジションをホールドするだけの相場となりますが、

 

ロスカットしないといけないような展開になれば当然カットしていきます。


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