4月4日のNY市場は続伸。
NY市場開場時は米中貿易戦争の激化懸念を受けてダウは380ドル近く下落して始まると510ドル安まで下落幅を拡大、
急落のスタートだった、トランプ大統領「中国と貿易戦争していない」や米政府から「これ以上の対中関税は計画がない」との意思表明でその後大きく反発。
結局その後は買戻しが強まり230.94ドル高(+0.96%)で終了で安値からの上げ幅は785ドルとなりました。
S&P500とナスダックもそれぞれ1.16%高、1.45%高で終了し、3指数そろっての続伸となっています。
さて、昨晩はナイトセッションから凄かったですね、そうなった理由は色々あるものの、安値からの上げ幅は785ドル。
トランプが何かネガティブな事を言っても、一昨日は米政府関係者から「アマゾン協議なし」で暴騰、昨晩も米政府関係者が「これ以上の対中関税は計画がない」で大暴騰。
いずれも口先介入。
関税担当の役人が「株価のトレンドを見ている」と発言した事や、トランプが何を言っても必ず後から米政府関係者がフォロー発言する所を見ると、株価がこれ以上下落しないように管理されてるようです。
日本とは状況が違うものの、アメリカも官製相場のようです。
ただ、個人的にはこの乱高下の状態、いつまでも続けるわけもいかず、もし、何かのはずみで逆のニュースでも出ようものなら、これまでにない大暴落を演じるかも知れない危ない綱渡りをしてると思います。
とは言っても今のところ、昨晩のNY市場の影響で日経は上げてしまいそうですから、
2525が先日から言ってた「火水でリバウンドして木金で下げ、月曜日暴落」と言う相場のリズムを演じるには微妙な感じになってきました。
また、これも先日から言ってました、週明けの暴落が起きる条件として挙げていた「21450円~21500円、この辺りを今週木曜日の大引けの時点で超えてない事」と言う事も結構微妙な一となってきました。
まぁこんな相場ですから、本日寄り天で結局日経はマイナスで引けるなんて事もなくはないので、追加売りの資金は用意は出来てるものの、大引け付近まで様子をみたいと思います。
また、どうしても気がかりなのは昨晩のような無慈悲なリバウンドを水曜日に演じてしまったと言うことですね。
この手の材料(国家間の問題等)で低迷してる時の相場において、トレンドが変わるような出来事って金曜日に起こってそのまま週明けもトレンドが続いて、と言うパターンが強いと思うのですが、
2525の相場観的には週の真ん中で起きてしまった時ってもう一波乱起きやすい状態だと思いますので、本当にこのままリバウンドが継続するのか、慎重に見極めたい場面です。
※とは言っても深夜3時頃に急に方向や勢いを変えるので、慎重も糞もない相場になってはいますが。
と言うことで、当然状況によっては自身が撤退してジャスティスされてしまう事も視野に本日一日頑張ります。