3月7日の日経平均は反落、
寄り付き前ににコーン米国家経済会議委員長の辞任が伝わり、急速に円高が進行、これを嫌気して売りが先行した形。
前場では円高一服を受けて一気にプラス圏に浮上する場面もあったが、絶好の戻り売りと判断されたのか、売り直された様子。
後場は一度もプラス圏には浮上できず、5日線も下回って大引けを迎えました。
さて、コーン氏辞任が今晩のNY市場に及ぼすであろうネガティブな反応と言うのは日経平均は一定程度織り込んだと考えられるため、
今晩のNY市場がコーン氏辞任が不安視され大幅安とならなければ、あすの下値は限定的と考えられます。
ただ、本日の展開を思い出してもらいたいのですが、一旦勢い良く戻りを試して21500円に接近した場面もあったんですよね。
しかし結果はご存知の通り、そこから再度売り直されて2月SQ値の21190円まで落ちてきてしまってます。
明後日MSQですからね、21500付近にリバウンドしたので、そこでヨコヨコでも何ら不思議ではなかったのですが、
「改めて売り直されて5日線も下回って終えたし、2月SQ値にも接近した」と言う事実が凄くネガティブな事だと考えます。
一昨日の非常に強いアゲアゲアルゴを見てもお分かりのように、彼らが「上げる」と決めて動いたら、
あんな感じでMSQ前だろうがなんだろうが無慈悲にジリジリ上げてきますからね、
しかしその意思がないからこそ、本日のようにせっかく上げた場面でもその位置をキープできずに、
結果的に絶好の戻り売りとなっているわけです。
また以下のようにツイッターでも言いましたが、昨晩の北朝鮮ネタでの上げからの上髭と言うのは今までの逆の現象です。
【2525の相場観】今までは北朝鮮のミサイル関連ニュースで下げて下髭からの相場は何度もありましたが、今回は北朝鮮関連のポジティブネタで上げて結局上髭ですから逆の展開ですから、どうなるのか凄く興味あります。北朝鮮がらみの下髭は全て押し目だったから、その逆と言うことは???
— Manager2525 (@newjk225) 2018年3月7日
これまでは北朝鮮ネタで下髭を大きくつけてからの無慈悲なリバと言うのが恒例行事となっていましたが、
今回はポジティブネタからの上髭と言うことで、展開的には真逆。
と言うことは相場のパターンを考えると、この後に無慈悲な下げが待ってるのかなとか勘ぐってしまいます。
いずれにしても2525の相場観にて、元々明日木曜日は大きく動くと予想しており、その考えは今でも変化ありません。
MSQに向けてうまく下げてくれればいいのですが、そんなに簡単にいくはずもありません。
しかし、本日の相場展開(強烈な戻り売り)を見ていると、MSQへ向けてもう上げないボーナスステージのような気がしてなりませんので、
ここは個人的に既存のスイングショートの利益確定をグッと我慢してSQ精算に持ち込むべく耐えてみようと思います。