12月1日のNY株式相場は反落、
フリン前米大統領補佐官がロシアゲート疑惑はトランプ米大統領に指示によるものと証言したことでダウ平均は一時350ドル安(-1.44%)まで下落。
しかし、その後は上院での税制改革法案可決への期待から下落幅を縮小。40.76ドル安(-0.17%)の24231.59ドルで終了しました。
さて、金曜日は「税制改革」の採決の前に「ロシアゲート」ネタが突然飛び込んできて一時大きく下げましたが、
あの下げ自体はブレグジットやトランプショックを経験してる人には、まぁこんな事もあるよね的な事でそんなに驚きではなかったと思います。
また「ロシアゲート」ネタのタイミングが良すぎる事で、
個人を舐め腐ったヘッジファンドから金を貰った通信社からのフェイクニュースも出た当初から言われていましたが、
やはり一部誤報(と言うかフェイクニュース)だったと言うことで、改めて相場の世界はなんでもありの「生き馬の目を抜く」事を躊躇しないヤツラが沢山いると言う事を考えさせられました。
と言うことで、本日は「税制改革」と「ロシアゲート」の好材料、悪材料の綱引き相場になると考えられますが、
個人的には前回までのブログ記事で申しましたように、「税制改革」自体は木曜日の相場で可決する事がほぼほぼ織り込まれていたと思いますから、
月曜日は「ロシアゲート」の影響でもっと下げると思って入ったショートの踏み上げで一時的に上げはしますが、このままアゲアゲになるほど強く上昇するとは考えていません。
かと言って「ロシアゲート」が進展してるわけでもないので、本日は「税制改革」と「ロシアゲート」の好材料、悪材料の綱引き相場で終始すると思いますから、
今晩のNY市場どちらの方向に強く動くのかを判断する意味でも東京市場の本日の動きには注目したいです。