本日の日経は前場途中から中国市場の急落に付き合い、
下落幅をやや大きく広げましたが、久しぶりの日銀のETF買いを意識した買いが入り簡単にリバウンド、
結局日経平均はプラスで終わり、丁度いい押し目となった格好です。
さて、本日は先々週~先週がNYは市場の天井であり、今週から変化が見られるので要注意としていた日となります。
そんな事前予測もあったので、前場での上海市場の急落は「来たか」と思いましたが、不発で終わってしまいました。
ただ、今の所本命は北朝鮮問題でもなく、税制改革問題でもなく、
ダークホースだった「ロシアゲート問題」で一体誰が拘束されるのか?と言うTVドラマのような展開になってきましたので、
ここは事の成り行きを見守りたいと思います。
ただ、このダークホースだった「ロシアゲート問題」すらも何も大事に発展せずに、NY市場が何の反応もしないのなら、
もう売り方は下がるネタがほぼなくなりなりますし、
逆に北朝鮮がオリンピックに参加とか言うポジティブネタも突然沸いてきそうですから、
撤退して誰の目で見ても分かるような下落まで大人しく待たないといけない日も近そうです。
ただ、先週金曜日のNASDAQの暴騰により、FANG株の空売りが殆ど焼失してしまったようですから、
売り方が消えてしまった(焼失)NASDAQは今晩からどうなるか、
しかし逆に空売りが更に急増してしまったS&P500がどんな動きをするのか非常に興味があります。
また、この(AI)相場、これまでの相場ではなかった事が次々と起きて、
まさに将棋や囲碁の名人たちを苦しめている(定石を無視した動きをする)「AI」との戦いと同じような事になってきてます。
果たして今週定石通りにいけば下がる可能性が高いと思いますが、AIはどう動いてくるのか、
また「ロシアゲート問題」はどうなるのか要注目です。