本日後場の東京市場、前場引けの状況から日銀が来たと思われますが、
後場は日銀の買いと思われる上昇に見事に売りをぶつけられてるような動きをしていました。
さて、本日引け間際に「韓国が北朝鮮によるミサイル発射準備を確認、ICBMの可能性」と言う報道から為替が一番早く反応し、ドル円が落下していきました。
続いて19520円くらいでウロウロしていた日経先物も日中安値を大証タイムに更新してくると言う久々の緊張感。
この大証タイムに重要な出来事が起きるのは東日本大震災以来でしたから、東京市場の引けを狙ったようなタイミングでどうかなとは思いましたが、
ここは勝負と言うことで、日経先物ショートの追加とプットオプションのロングを実行しました。
理由は「次なる北朝鮮の行動や株式相場を予想する」で以下のように言ってた通り。
北朝鮮は世界がまだ無理だと言ってた「ICBMがある事」と「水爆を持ってる事」2つを世界に証明してきました。
残るは後一つ、「核弾頭の再突入技術」を証明するだけになり、これを実行すれば「核弾道ミサイルを持ってる」と言う意味になります。
と言うことは北朝鮮建国記念日前に「核弾頭の再突入技術」を証明するような事をして9月9日の北朝鮮建国記念日に「アメリカに対抗出来る核ミサイルを保有した」と宣言するか、
9月9日の北朝鮮建国記念日当日に「核弾頭の再突入技術」を証明するような事をして「アメリカに対抗出来る核ミサイルを保有した」と宣言するのかと言う想定をしておかないといけません。
※ちなみに「核弾頭の再突入技術」を証明するような事と言えば、グアムかハワイ方面に疑似核弾頭を付けた状態でミサイル発射実験をする事を意味します。
どちらにせよ、9月9日の北朝鮮建国記念日と言うのは重要な歴史的な変化日、世界のパワーバランスが変化した日になると思いますし、
まず間違いなく北朝鮮は北朝鮮建国記念日に「核保有国」というのをアピールする狙いがあると考えます。
今現在まだ発射はされていないようですが、
やはり彼(金正恩)が「核弾頭の再突入技術」を証明をしようとしてるのは間違いないと考えます。
だとすると、いつ発射するのか分かりませんが、
今日明日にもで発射してしまえば、核兵器の保有を建国記念日に声高らかに宣言してくると思いますので、アメリカは中国やロシアの要請など聞かずに攻撃をしてくるはずです。
トランプは言ってましたよね?「今に分かる」と。
また韓国に向かって「だから(融和など)無駄だと言ったろ?」とも言ってましたよね?
あれは間違いなく何の偽りもない彼の考えです。
ただ北朝鮮もただやられるだけと言うのはまずありえませんから、日韓にそれなりの被害を起こすだろうと言うことは誰でも想像出来ると思います。
人間と言うのは急に極限の状態になると何だか現実のものとは思えずに現実を脳内で否定してしまいがちなのですが、
北朝鮮を巡る状況と言うのは日々詰め将棋のように王手へ向けて駒が進んでいます。
どうか私もあなたも歴史的な事件の真っ只中にいると言う自覚を持って色んな行動を選択して行って下さい。
キューバ危機の時のようにギリギリで回避できればいいのですが、
彼(金正恩)の信念や実際の行動を考えるとハッピーエンドをイメージしてると大きな間違いを犯すと思います。