昨晩NYダウは冴えない自動車販売結果やロシアサンクトペテルブルクの地下鉄で発生したテロが嫌気されて一時-160ドル、
しかし例のごとくジリジリと戻り始め、一時プラス圏に帰ってきての結果-13ドルでした。
NYダウは色んな評論家やアナリストに高い高い、大幅調整がある、
暴落もありえると言われ続けてもう5ヶ月以上が経過してます。
昨日のようなNYダウの展開を見る度に相場の中心はアメリカと言う事を思い知らされますね。
流石としか言いようがない展開です。
さて一方、日経の上値の重さの原因になってるドル円ですが、
アナリストの皆さんを中心にドル円の上値の原因と言われてた「3月のレパトリの動き」が終わっても依然として上値が思い状態で、
現在に至っては地蔵で動かないならまだしも、111円を割って110円に突入してきています。
やはりこれは3月期末のレパトリが主な原因ではなくて、
「森友学園問題」でアベグジット(Abexit)とか海外で報道されて海外投資家が日本株に積極的に手を出せないことから
リスクオンで円売りが出来ない所に北朝鮮問題で日々不気味な動きを各国がしてる事(地政学リスク)、
ドル円がジリジリ下がっても政府筋は何も言わない事(これも結構効いてる)。
これらの複合技でドル円はこんなに上値が重いと思います。
またこれらの原因はすぐに何かで消えることのない原因でもあるため、
よっぽどの事がないとドル円にフェニックスは厳しい状況となっています。
まぁドル円に関してはしばらくの間は「上がったらラッキー」くらいに思ってないと駄目ですね。
ただ、本日日経に関しては結局昨日の日経が19000円を割れて引けている事から、
「日経19000円を割れたら翌営業日に朝から買い上げるマン(多分おまる)」がまた現れると思います。
昨日も結局来ていたようですし、本日は日銀も状況次第でやってくると思いますので、
日経に関してはどうせイカサマが入るだろうと思い別に悲観もしておりません。
ということで、こんなドル円の状況では期待はしませんが、上目線は変えないというスタイルで
マッタリとロングポジションをホールドしていきたいと思います。
※尚、ドル円がロスカットにかかればお知らせします。