11月9日のNY市場は4日ぶりに反落。
前日に大幅に3日続伸した主要3指数は週末のG20での米中首脳会談を控えて寄り付きから軟調に推移。
午後に公表されたFOMC議事要旨がややハト派的だったことで3指数がそろってプラス圏に浮上したものの、
その後、対中強硬派として知られるナバロ米通商製造政策局長が米中首脳会談に同席すると報じられたことで米中通商協議への期待が大きく後退した形です。
ダウは朝方に103ドル安まで下落後に、112ドル高まで上昇し、27.59ドル安(-0.11%)で終了。
S&P500とNASDAQもそれぞれ0.22%安、0.25%安で終了し、3指数がそろって4日ぶりの反落となりました。
さて、昨晩は中国強硬派のナバロ氏が参加表明で下落、トランプの合意近いで上昇したりと地味ながらも何だか怖い展開となりました。
現在の相場はトランプの「何とかすることで極めて近い」と言う言葉を織り込んだ位置となります。
NSの日経は昨日から方向感を失いダウに連れて動いただけの印象です。
ここまで来たら米中トップ会談を気にしも仕方ないのですが、上にも下にもある程度織り込んで、一体どうなるのだろうと言う感じです。
正直、米中会談は合意も決裂も無いだろうと言うか、そもそも夕食会はセレモニーですから大きな問題をトップが細かく議論するわけもなく、もうどうなるのか決まってるハズで、恐らく問題は先送りになると考えます。
要するに米中のトップ会談はただのセレモニーと言う感じでしょうか。
2525はただのセレモニーながらも相場が嫌う『不安要素』を一旦解消するので、相場は(一時的にでも)上昇すると考えておりますが、
気になるのは『東証一部単純平均』の戻りがここまで悪いということでしょうか。
マザーズ指数は急落の2/3以上戻したり、日経平均と中型株指数と小型株指数は38.2%以上も戻してたり、TOPIXは1/3以上戻してるのに、その1/3戻しにすら届いてないのは東証一部単純平均と大型株指数です。
要するに小型株指数は大きく戻しているのに、東証一部単純平均は戻り率が一番低いという妙な現象が今起きています。
過去を振り返るとこんな現象が相場に起きる時と言うのは相場の自然の動きではなく、誰かが株式市場を操作してる可能性が大きいと思います。。。。「おまる」???
振り返れば今回の下落相場で先行して下げていたのがマザーズ指数でした。
今年のマザーズ指数と言うのは株式市場全体の中で先行して動いている所がありますので、
もしマザーズ指数が下がれば、株式市場全体も遅れて下落に転じる可能性が高いとみて、マザーズ指数の動きもしばらく監視をしておいた方がいいのではと考えます。
また本日は以下にツイートしましたように、
本日も引き続き、この2525ライン(22380円)を終値で抜いてこれるか、極端な話、ここだけを見ています。越えて終わることが出来ないなら、更にポジションを減らすか大引けまでに全決済を選択する予定です。 pic.twitter.com/dTk9KmSukN
— Manager2525 (@newjk225) 2018年11月30日
22380円、ここを大引けで超えて、捉える事が出来るのか否か、2525の相場観的には大事なことですから、大引けまでにこれを考えながら自身のポジションを考えたいと思います。