10月10日の日経平均は5日ぶりに反発。
寄り付きからしばらくは買い戻し優勢で上げ幅を3桁に広げ、本日は上げでいけるかと思いきや、そこから急失速し、マイテンしてから下げ幅拡大となり、前場はそのまま下落で終えました。
一方、後場は市場の落ち着きを好感し、再びプラス圏に浮上。
後場は節目の23500円を意識しながらの小動きが続きましたが、引けまでしっかりとなりました。
さて、昨日は日中、東証の障害を受けて引けにかけて必要以上に売られた展開を演じ、それを受けてナイトセッションも軟調だったのですが、
事前の指摘通り欧州時間を『陰の極』とする展開となり、肩下がりに下がるトレンドラインを超えてきました。
何度も言いますが、昨日起こった『東証の障害』と言ったような出来事と言うのは強い下げトレンドの中で『上げ』への転換のキッカケとなりやすい出来事であることが過去多々あった事もあって、本日は寄り付きから相場の転換となるような動きを日経が演じるのか注目しておりました。
しかし冒頭で言いましたように、寄り付きからの上げから失速して日経平均は前場に下げに転じてしまいましたので、かなり心配になる動きになってしまいましたが、
お昼休み終了前から急に様子がおかしくなり、急に強くなり始め、25日線を割り込むことなく切り返し、そのまま23500円を上回って終えました。
結局本日は日銀が直近の買い入れルールを変更してまでETFを購入してたことが判明し、やっぱりなと言う感じではなかったでしょうか。
日銀の介入基準を戻したのか、本日は日銀が来たようです。日銀が来ててもしょっぱい内容でしたが、あの水準でも来たと言うことがAIトレード的に重要で、このことは売り方にとってボディブローのように効き始めますから、やっぱり最後は2525WINになるだろうことを予告しておきます。
— Manager2525【マイルドに買え協会】 (@newjk225) 2018年10月10日
上記のようにツイッターでも言いましたが、ここで大事なのはステルステーパリングをしていた日銀が(誰の命令、忖度か分かりませんが)先週からの下げに反応して本日の前場引けの水準でも介入してきたと言うことです。
買い入れ額は700億円ですから金額的には特に意味はないのですが、日銀の売買にはAIがポジティブに反応しますし、
柔軟に対応はしないだろうと思われてた日銀が(いつまで続くのか分かりませんが)ステルステーパリングを覆してきてまで方針を変えてきた事にはかなり意味があると思います。
また、本日は直近で弱かった半導体株などにも買いが入っていて、この先の展開に期待の持てる動きとなっています。
ただ、25日線付近から上昇したとは言え、上げ幅は小幅でここまでの下落の値幅を考えればまだポジティブにはなれません。
ただ本日日銀が来ても昨日と同様に日銀の買いに売りをぶつける現象が起きなかった事は2525の相場観的にやはり相場は買いに転換したのではと考えます。
本日大引けにかけて強い買い上がりが見られなかったので追加ロングはしませんでしたが、明日以降、相場が強くなれば、
やはり東証の障害の翌日、つまり日銀が介入条件を変更してきたあの日がトレンド転換の日だったんだなと言うことになると思いますので、
積極的に追加ロングして行きたいと考えています。