5月2日のNY市場は下落。
FOMC結果発表後は少し上昇したものの、引けにかけて売り圧力が増し、大きく下落しました。
結局ダウは174.07ドル安(-0.72%)で終了で4日続落、S&P500とNASDAQもそれぞれ0.72%安、0.42%安と反落して終了しています。
さて、昨晩は個人的に懸念していたアップルが時間外の強さのままダウを支えた形となりました。
しかし、買い方が語っていたようなアップルの決算、FOMCの懸念材料通過によりアク抜けで上げどころか、FOMC通過後に下げとなりました。
またその売られ方も大口が大引け間際にひたすら換金売りをしてるような動きをしており、セルインメイ云々ではなく、やっぱり先日から様子がおかしい。
結局、昨日途中からの大幅下落によい、日足チャートも下記のようになってしまってます。
ここで凄く気になる事がひとつ。
昨日も言いましたように、ここ最近のNYダウは長い下ヒゲが出現した翌営業日と言うのはほぼ陽線を出して上げています。
これが昨日のNYダウの下落に期待してなかった理由ですが、しかし昨日は一昨日長い下ヒゲを形成していたにも関わらず、昨日は途中で中折れして陰線を形成しました。
このような小さな異変が後々大きな変化に繋がっていくことを何度も経験しており、本当に強い相場の時はこんな小さな変化も起きさせない雰囲気や地合いがあるものですから、
昨晩、想定と裏腹に下げて陰線を出したことは売り方にとってかなり期待できる材料が出てきたと考えています。
見渡して見るとゴールデンウィークに何も起きないと楽観してる個人投資家ばかり、流石にこれだけ日経が強いと調教されてしまうのでしょうが、久しぶりにこれだけ皆が楽観してるのを見たような気がします。
【2018GW相場観対決】
広木氏
『なんだかんだでGW中は株価は上昇』2525
『突然それは起こる、油断するな』ファイッッッ
— Manager2525 (@newjk225) 2018年5月2日
しかし相場とは非情なもので、皆が脳内お花畑のゴールデンウィークにニヤニヤしながらNY市場が大きく崩れると言う演出もあったりするものですから、
皆が言うように「何も起こらないゴールデンウィーク」にかなり疑問を抱いています。
5月11日までに2525がしつこく言うように相場の天井がくるのか、ここはNY市場が不穏な動きをしてるだけに、連休中でもNY市場の動きに目が離せなくなってきました。
とは言ってもゴールデンウィークのお休み期間くらいは家族との時間を大切にして下さいね、お願いします。