3月27日のNY市場は反落となりました。
ダウは米中の貿易戦争激化懸念が和らいだことで一時243ドル高まで上昇しましたが、MSやGSなどが下げ幅を広げたことで493ドル安まで下落して344.89 ドル安(-1.43%)で終了。
S&P500も1.73%安、ナスダックも2.93%安となり、主要3指数がそろって反落してます。
さて、昨晩はNY市場が2日間の暴落の半値戻しを達成したのと、想定していた日経の2日間のリバウンド期間が終わった事で、ブログ記事「想定してたリバウンドの2日間が終わったので再び売り再開」にも書きましたが、ナイトセッションでショートを追加で打ち込みました。
何度も言うように、金曜日ダウが下ヒゲも全くなく、あのような大陰線で終えたのに週明け何事もなかったようにリバウンドした事に(そんなはずはないと)違和感を感じ、
NYは市場はまた下げてくるとの確信は当然あったので昨晩追加売りを入れてたわけですが、流石にこんなに早いペースで下げてくるとは考えていませんでした。
リーマンショックを経験したイケメンの皆さんはこの値幅の大きい日々の上下に困惑はするものの、驚きはしないと思いますが、相場とは時としてこんな風に数年に一度動きますから、ここ最近相場を始めた方には良い教材になってるのではないかと思います。
また、本日は配当落ち日と言うことで、冗談抜きに「配当以上に損する奴w」と言う煽りを具現化したような朝となっています。
NY市場は戻り相場から再び上昇相場になるところでしたが、昨晩の高値から-700ドルの一撃の意味は凄く大きく、普通に考えて「戻り天井」が確定してしましました。
日経先物は高値21180円から安値は20610円と落差570円とこれまた大きく、昨日までのふざけた上げが「戻り天井」となる可能性が大きくなってます。
相場って悪い時には不思議と悪い事が重なるもので、貿易戦争ネタはもちろんの事、Facebookから始まった個人情報問題はツイッター、グーグルの暴落に繋がり、激落、暴落となり、時価総額ベスト5ほとんど暴落ですから、その影響はとてつもなく大きいです。
悪い時には悪い事が重なるもの日経も同じで、日経は再び20000円割れを目指すと思うが、今回、NYダウの下落スピードが速いので、相場のパターン的には「逝くには少し早いかも」知れません。
と言うのも、日経には「おまる」やら「日銀」が隠れキャラとして潜伏してるので、こんなNY市場発のガチの下落相場で、下手に一日粘ってしまう時があるからです。
しかし、過去振り返ってみると、これら隠れキャラの買い支えが結果的にその後の暴落に勢いをつけてしまうことも忘れてはいけません。
これがあるから、(素直に下げないから)日経の難易度は他の市場と比べて異常に高くなってると言われるわけですが、本日新規売りをする方や追加売りをする方は、そういった事を重々理解した上で挑まないといけないのが何とも難しい所ですね。
本日2525も確信を持って追加売りを予告どおりしようと考えてはいますが、日経の隠れキャラの事を考えないといけないので、少し頭が痛いです。
また2525が昨晩、これは下落相場になってると確信を持ったのは「米国債」の怖い動きです。
昨晩の状況であれば、国債の性質上、普通は利回りが上昇するはずですが、逆に利回りが急落してしまいました。
この現象は過去の教訓から、相場を動かしてる巨大な投資主体、メインプレイヤー達が「危ないのでとにかくキャッシュ化しよう」とする時に出る珍しい現象だと考えます。
相場を動かしてる巨大な投資主体、メインプレイヤー達の資金と言うのはとても臆病で逃げ足が速い事を忘れてはいけません。
と言うことで、昨晩の株と債券の動きを見てると2525の中で疑念から確信へと変わった瞬間でもありました。
ここは追加売りをしても(隠れキャラにより)焼かれるかも知れませんが、昨晩現れた現象を目の当たりにして売れないのであれば、相場を張ってる意味がないと個人的に考え、規定の量まで再び売りを積みたいと思います。