昨晩のNY市場は休場、
それを受けてなのか、欧州市場では明らかな利益確定売りに押されており、
日経先物のナイトセッションもダウ先物の下落につられて下落して終了しました。
さて、先日から言ってますように、2525はNY市場の暴落第二ラウンドがあると考えている派です。
「中銀緩和バブルの崩壊」と言う息の長いテーマの中、現在は休止となっていますが、金利が再び暴れ出すのを待ってる感じです。
材料となるようなものとして、目先では21日のFOMC議事録が考えられますが、
ここ最近の傾向としてはFOMC議事録を材料として動くのなら、前日から動き出す事が多い事は少し意識したいところ。
また、2525が現在の相場感を考える上で現在凄く気にしてる、大事にしてる事、
現在の相場展開に各自意見はあると思いますが、2525はアメリカのゼロ金利政策からの歪みが各所に見られる今の状態、
つまり、
①米金利上昇が上昇してるのにドル安になってること
②米国経済は絶好調なのに増税でなく減税をしてること
③米国は大赤字の中に大型インフラで財政が更に真っ赤っ赤になってること
④米国の個人は記録的なクレジット赤字(預貯金も最低レベル)(車版サブプライム問題等)になってる事
と言ったような事なのですが、
このような金利政策と市場の歪みは結局軟着陸で解決出来る事などないと考えている派です。
ただ、何度も言ってますように、息の長い崩壊テーマですから、リバウンドを交えながらの相場となることを想定して、
ここは焦らずにじっくりと下落を狙っていきたいところです。
2525の相場観的にNY市場市場は今日、明日が直近のトレンドを決める大事な日だと感じています。
結局先日の6日が大底だったのか、それとも6日の安値を下回って下落相場再開かと言った具合にです。
市場ではここ最近の落ち着いた相場展開で結構安心感が漂い、
あの暴落は上昇トレンドの中で起きる一過性の調整だったと言うう意見が凄く多いのですが、
2525は一過性の調整なんかではないと考えていますので、
まずは東京市場で今日明日のNY市場市場の動きを予感させるような展開が発生しないか、注目しています。