12月28日の日経平均は反落、
前場は特に材料はなかったものの、NY市場の安定を支えに堅調に推移、一時は明日を待たずに23000円乗せかと思わせるような買いも守られました。
しかし、後場に入り、北朝鮮のミサイル発射準備観測が流れるとドル円は一気に円高に振れ、
石川製作所など防衛関連株が急伸、逆にここまで直近IOP株などが総崩れ多く見られました。
それでも何とか値を保っていたものの、14時過ぎから下げ幅を広げる展開、
年末一段高への期待剥落から手じまいムードが強まり、3桁の下落で22800円を割り込んで終えています。
さて、日経平均は後場に急失速しました。
もう売り方も買い方もどうせ明日は「(安倍ちゃん忖度の)掉尾の一振」」でしょうと思ってた所に不意打ちの下げに見舞われた形。
本日の動きによって、本日のNYの市場がよっぽど強い動きにならない限り、明日大納会は年末一段高の「掉尾の一振」ではなく、
大納会での一段安を意識せざるを得なくなってきました。
これはこれから年末年始と東京市場が長期休場に入ると言うのに北朝鮮の地政学リスクを思い出させてしまった事で少なくとも積極的に買いを入れる手が引っ込んだと思います。
ここまで大納会での23000円乗せと言うことで売り方買い方共に暗黙の了解だった雰囲気が崩された事に加え、膠着相場から下に振れたので、
先にも言いましたが、本日よっぽどNYの市場が堅調な動きにならないと休場中のリスクを意識してしまって明日は何かと下押し圧力が強まりやすいと思います。
また、ここまで長い時間膠着しながらも23000円に乗せる乗せると思っていたのに大納会前日の後場から急に崩れたと言うことで、
その溜まってたパワーの行き先はやっぱり北朝鮮リスクの再燃と共に下に出るのではないかと考え、
ナイトセッションの寄り付きでショートを追加しています。
また仮想通貨と言うか、ビットコインもいよいよと言う感じです。
2525は何度も言ってきましたように、この株式相場の本格的な下落の前には「仮想通貨の暴落」があると考えてる派ですから、
このまま素直に仮想通貨全体が調整してもらって、株や為替の調整へと繋がっていくことを期待してます。