本日の日経は寄り付きこそSQで出尽くし感満々だったもののジリジリと買いが入り、
お昼休み中に相場の現人神が「狂った鬼買いポジへ!」と呟いたのを契機に日経先物はお昼休みに上昇、
流石に急過ぎて高値からはやや垂れたものの、結局210155円で引けており、強さを保っています。
さて、日経強いですね、呆れる強さとはこの事でしょう。
しかし皆さんも感じたと思いますが、指数だけが上がって中身(現物株)が全く付いてきておらず、
一部の指数銘柄だけが21000円超えを維持する為に上げてただけで、本日の上げに持続性など全く感じませんでした。
要するにただ上げたいだけの現象でそこに何かテーマがある上げとは違いました。
ですから本日のような展開での上げは「5.23ショック」時のような危うさを感じた方が多かったのではないでしょうか。
これが20000円以下で起きた現象であれば、まぁそんな事もあるわなでいいのですが、
流石に2000円上げてきての6空目の現象ですから、流石に本日のような動きを見れば新規ショートなり、
プットオプションを仕込んだり(2525はこれ)しないといけませんね。
相場の現人神が「狂った鬼買いポジへ!」と言うことで普段個別株で見られるようなイナゴたちがワラワラと日経先物に沸いて、
結局指数を押し上げた形になりましたが、2525的には天才トレーダーが買い煽りを演じてそれに反応したイナゴ達がワッと押し寄せて
売り方をほぼ死滅させるような動きをした本日こそ相場の天井であり、
「相場の天井前にはよく騰がる」と言う格言を身をもって知る機会になったと考えています。
また、NY市場ですが、何度も言ってますように、
NY市場は先の米雇用統計のまさかのマイナスと言う結果に背を向けて上げてきましたので、
それを肯定するような経済指標が出てきた時のインパクトは計り知れないものを秘めてると考えます。
またそれと同じくらい重要なのはこの上げの謎の原動力である「税制改革」、
これがやはり上院でうまくいかないと言う事が市場で明らかになった時の反動も同様にかなりキツイものになると考えられます。
この2つの懸念は結構すぐに露呈してくると考えており、
やはりそういう事を気にしてる投資主体があるからそこ、米債券は買われるし、ドル円は下がるし、金は騰がると思うんです。
当然北朝鮮の事も気にされての事だと思いますが、キッカケ一発でこれらの悪材料が束になって降ってくる可能性は普通にありますから、
事前に決めていた状態になるまでは諦めずに「日本版マネーショート」を決めてみたいと思います。