未来人の相場観に震えて眠れ

2525の相場観

すべてを洗い流すような下げが訪れる日もそう遠くはない

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昨晩のNY市場はまちまち、

米雇用統計の結果が意見が別れた事や北朝鮮のミサイル準備報道などにより上値の重い展開となりました。

 

さて、注目されていた米9月雇用統計ですが、非農業部門雇用者数(NFP)が市場予想の+8.0万人に対して、-3.3万人と2010年以来の減少、

マイナスを予想していたエコノミストもいましたが、市場参加者の多くは流石にマイナスはないだろうと笑っていた所にマイナスと言う結果が出た形でした。

しかし、失業率が前月と市場予想の4.4%から4.2%に改善し、注目されていた平均時給(前月比)は前月の+0.1%、予想の+0.3%を上回る+0.5%となった事から、米9月雇用統計トータルの結果としてはドル円は上昇してたのですが、

タイミング的に北朝鮮の報道があったからなのか、怪しげな地震があったからなのか、それとも非農業部門雇用者数(NFP)がマイナスに転じた事が投資主体の総意として、やっぱりおかしいと思い始めたからなのか、

※そもそも平均時給の上昇はハリケーンで断線の復旧作業にあたっていた電力会社の保全作業員の各種手当が高額だった為に起きた現象だと言われているので(※実際公共部門の賃金が強い)平均時給の上昇は言われるほどポジティブではなく、むしろ非農業部門雇用者数(NFP)のマイナスと言う事態に注目すべき

ちょっと判断しずらいのですが、結果としてドル円は日足で大きく上髭を残しているのは注目すべきでしょう。

今までどんなに悪材料が来ようともそんなの無視とばかりに良いところだけに反応してきた為替やNY市場が、

昨晩ばかりはドル円は途中でポッキリと折れた形になってますし、NYダウに関してはまた引け前のイカサマ上げをしようと企んでいた動きがありますが、結局プラスで引けられなかった所を見ると何か変化が起きてると感じます。

週末である昨晩の相場の中で「北朝鮮が長距離ミサイル発射準備、米西海岸射程内」とロシア議員が発言したと言う報道があったから、こうなったと言われる方もいらっしゃいますが、

そもそも週末に北朝鮮が今までと違った何かをしでかすと言う予想自体は誰でもしていた事で、そもそもある程度織り込み済みだったはずなのに、

ドル円にしても結果として日足で長い上髭を付けてまで反応してしまう事自体が相場の流れの変化を感じずにはいられません。

ただ2525の相場観的には何度も言いますようにNYダウが23000ドルに接近する(触れそうになる)過程で大きな調整が起こる(原因は分からない)と考えていますので、

この週末に北朝鮮がドデカイ何かをしでかさない限り、週明けにまた23000ドルに向けてトライしてくるだろうとは考えています。

と言う事で先日から言ってますように、NYダウ23000ドル超え&日経20750円超えと言う状況が揃って始めて、想定していた2525ジャスティスショートの限界点でもありますので、

週明けの展開でNYダウ23000ドル超え&日経20750円超えと言う条件が揃えばロスカットを決行したいと今の所考えています。

また2525は以前から何度も言ってますが、アメリカと北朝鮮は開戦するかしないかのギリギリのラインまで緊迫する有事が必ず発生すると考えます。

その時当然の事ながら日経は初心者トレーダーまでもが「選挙は買いってのを知らないの?」「選挙の間は戦争も有事も何もない、アメリカの許可取ったの分からないの?」(※文章から漂う本気の上から目線)と説教してくるくらいの呑気さと陽気さで買っていた反動が物凄い勢いで出るとくらいは容易に想像が出来ます。

日米共に買い疲れが出るほど良いところだけを織り込んで上げてきてますので、何か想定と違った事が次々と出て来た時の反動はかなりインパクトのあるものと考え、すべてを洗い流すような下げが訪れる日もそう遠くはないと確信をしてる週末です。


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