10月29日の日経平均は3日続落となりました。
下記チャートのように、日経平均は前場で300円近く上昇する場面もありましたが、引けでは結局34円安(21149円)と下落し、5営業日連続で陰線を形成ししました。
先週末のアメリカ株米国株のリバウンドが中途半端だったので、下落したこと自体に誰も驚きないと思いますが、
朝から上を勢いよく試したにもかかわらず、買いが続かなかった点はかなりネガティブな結果です。
冷静に相場展開を分析してみても、前引けや大引けの前などに決まって弱い動きが見られ、底打ちの時に出る相場展開には程遠いと(今の所は)感じます。
また、本日皆さんも感じたと思われますが、悪材料が出た銘柄の叩き売りが凄く、時価総額の大きい銘柄でも、小型材料株のような売られ方をしているも見られます。
気をつけたいのは、本日引け後に引け後に決算を発表した銘柄でもファナックを筆頭に下方修正を発表しているものが結構あって、
今日がそうだったように、本日引け後に引け後に決算を発表した銘柄が本日のように叩き売られるようだと、
本日日銀が来てもそれをキッカケに上げていけなかったように、極端に買いが手控えられる中で売りの勢いが一段と増していく展開をこんな位置ですが、考えないといけません。
決算発表のタイミングで激しく値が動くのは珍しいことではないものの、どう考えても値動きが荒すぎます。
また、あすから31日までの日程で日銀金融政策決定会合が開催されますが、
結局本日は以下にTweetしたように問題なのは日中首脳会談後にお互いに合わせたように株価上昇の材料を週末に出してきたのに結局「売られた」と『事実』です。
【2525の相場観】
日銀がETF購入基準を(リーク通り)緩和してきましたが、問題なのは日中首脳会談後にお互いに合わせたように株価上昇の材料を週末に出してきたのに結局「売られた」と『事実』ですよね。完全にヘッジファンドに舐められとるというか遊び心で「チャレンジ」されてますね。— Manager2525 (@newjk225) 2018年10月29日
明らかに「個人舐め腐ったヘッジファンド」は日銀に「チャレンジ」してきてますので、
明後日の日銀会合で、特に何もなく「お前らうるさいから日銀の介入基準緩和したし、それでいいんだろ?」な感じな、
『聞きましたよ、ハイハイ』的な結果に終わった場合、叩き売られそうで、ちょっとスイングロングをしてる環境ではないと判断、
スイングロングを切ってスイングショートに変更しております。
また、もし今晩のNY市場の展開次第で下に降りだした時、現在のチャネルラインの下限は20700円くらいですが、
もしそこで止まらなかった時、これまでと同様、その後の展開はただでは済まないと思いますので、
PERがどうのEPSがどうのとか関係なしに思いがちな「20500円で底値」を通過して、
そこから1000円下の19500円付近まではあるのではないか、そう考えてしまいます。