9月7日の日経平均は6日続落。
昨晩のNY市場でのIT株の下落を受けて軟調な展開となった所に朝方、
一部通信社からトランプ大統領が次のターゲットは日本だと言うことで急激に警戒が高まり円高が進んたことも売り材料となり、3桁下落のスタートから下げ幅を広げました。
リスクオフムードが強まる中、前場はとにかくダラダラと弱い動きが続き、後場はスタート直後に一段の売りに押されて22200円を割り込んだものの、
勢いよく下げたところでは買いが入って切り返し、朝方のショック的な下値不安が和らいだことで、その後はジリジリと切り替えして来て、大引け間際には更に切り上げて大引けを迎えました。
さて、本日は寄り前に一部通信社からトランプ大統領が次のターゲットは日本だと言うことで、せっかくナイトセッションで戻り基調だった展開がぶっ潰された形でスタートしました。
まずは復習の為に大引け時点での各時間足のチャートを見てみましょう。
毎回ブログにチャートを乗せてるのは、DMで皆さんとやり取りしてる中で5分足とか15分足とか長くて1時間足しな見ないと言う方や、
中には全くチャートを見ないと言う方も結構いて、それはちょっと問題あるかな?と言うことで、自分自身の再確認と言う意味も含めて載せるようにしました。
これを機会にチャートを見て妄想する癖をつけて貰えたらと思っているのもあります。(個人的には凄く大事なことだと思いますから)
本日は日経が23000円に上昇していく過程で上抜けるのに苦労した地帯を下抜けるのか?が焦点となりました。
日中一発でここを下抜けるのは難しいと指摘していた通り、久しぶりに日足レベルで長い下ヒゲをつける結果となりました。
また反転したポイントもしっかり下に走ってるトレンドライン上であり、まだまだチャート自体は買い方に厳しい状態ではあるものの、まだギリギリ生きてると言った感じになります。
また、2525の相場観的には以下のTwitterでも言いましたように、本日22340円から下の展開と言うのは「陰の極」の展開だと感じます。
【2525の相場観】2525の相場観的には、本日のブログにも書きますが『陽の極』が先日の23000円超えてからの展開で「陰の極」が本日22340円付近を下抜けてからの展開ではないかと考えています。それもあって、下のラインから上に復帰して引けたのもあり、ポジションのカットを一旦見送った次第です。 pic.twitter.com/xzwpwUofcW
— Manager2525 (@newjk225) 2018年9月7日
本日は下げた原因のネタ的に、また、25日線や200日線は明確に下回った事、しかも週末と言うこともあり、決定的な売り込み地合が完成したわけですが、何故か踏みとどまりました。
またここに来て、東京市場全体の地合いの悪さは継続しているものの、一部に派手に上昇している銘柄がいくつもあり、相場は死んでないことをそこでも感じ取れました。
思い出せば23000円ブレイクにはまたまた失敗したものの、6日続落かつ、日本独自の天災や今朝方のトランプ大統領の発言ネタと言うかなりの悪材料を消化した割には、中期のチャートが崩れていない事にも注目したいです。
来週、今週は天災やプチサブプライムをかなりスピードを持って織り込んだと思いますので、来週相場にしっかりした動きが見られるようなら、MSQに向けて上昇基調に回帰、意外高も十分にありえると考えて、既存のロングポジションはまだホールドしています。