7月31日のNY市場は反発。
米中通商協議が再開されるとの一部観測を受けて投資家心理が改善した形。
ダウは一時184ドル高まで上昇し、108.36ドル高 (+0.43%)で終了して3日ぶりの反発。
S&P500は0.49%高と4日ぶりに反発、NASDAQも0.55%高と4日ぶりに反発。
これで、7月を振り返るとダウが4.71%高と反発し、今年1月の5.79%高以来の大幅上昇、S&P500は3.60%高、NASDAQも2.15%高とともに4カ月続伸となりました。
さて、昨日日中は売り方買い方引き分けに終わった日経ですが、ナイトセッションに入るとドル円に反応してるのか、NY市場に反応してるのかと言う感じでしたが、ニョキニョキと伸びました。
まぁあんな感じでNY市場が上がってしまえば日経先物も上がってしまうのは仕方がないわけですが、このような状況になってもやっぱり2525的には日経が23000円を超えてポジティブに推移していく姿がイメージできません。
日銀金融政策決定会合通過のアク抜けを材料に上がるにしてもネタ不足って感じが否めないんですよね。
また、NY市場は米中通商協議が再開されるとの報道を受けて軟調だった時間外から駆け上がってきたのに、
NY市場の引け後に『アメリカが中国輸入品2000億ドルへの関税引き上げを計画している。USTRは関税25%への引き上げ提案している。現行は10%で、数日中に関税を発表する可能性がある』とか飛び出してくるし、
でもNY市場引け後のアップルの決算もよかったようですし、強弱混じってる現状ですから、今現在特に《長い間引っ張ってる》スイングショートを買い戻す明確な理由もなく、引き続きマッタリと相場を眺める一日となりそうです。
大きな下げは期待できない状態であるのと同じように大きな上げがあるとは考えていません。