2日の日経平均は大幅に3日続落、
トランプ大統領が鉄鋼とアルミに追加輸入関税を導入すると発表したことを受けて米国株が大幅安。
全面安スタートから下げ幅を広げ、前引けは600円を超える下落となった。
後場も軟調な地合いは続いたが、200日線まで調整が進んだことから下押し圧力は一旦弱まった形となりました。
さて、本日も日経は大幅続落しました。
注目したいのは、先の暴落と違ってこれだけ下落しても日中のリバウンドが殆どないことです。
本日も条件的には「火柱おまる」これが来襲しても全く不思議ではないくらい揃ってたのですが、全く起きず。
引け値こそ安値引けではなかったものの、本日の寄り付きからの展開を考えてみると、メチャクチャ弱いです。
昨日、21ヶ月連続で起きてた「月初高」も崩れてしまいましたし、やはり何かお金の流れが逆流してきてるのを2525は強く感じます。
逆に言えばそうでもないと「月初高」崩れって今までのあの月初の上げ方を見てるとないと思います、崩れ方も酷かったですしね。
しつこいですが、これだけ下げると普通それなりのリバウンドがあって然るべきなのですが、
本日のチャートを見てもらえばわかるように、とにかく下に張り付いていますので、
このような動きをこの日柄で演じると言うことは、
海外投資家はガチでポジションを落としにかかってるんだなぁ、としみじみ感じてしまいます。
この状態にハマるとスイングショートって伸ばしやすいんですよね、マジでリバありませんから。
また日経が昨日と同じような引けを演じたと言うことは、
今晩再びNY市場でネガティブな「予定」が演出される事を当然警戒すべきであり、
昨日飛び出した関税ネタって一日で織り込めるネタではないので、
連続暴落こそないものの、少なくとも「一旦様子見しよう」との流れが出来てしまいそうです。
また本日、日銀黒田総裁が出口の具体的な時期について、話した形がどうであれ、ツイッターでも言いましたように、
「19年度」と言ってしまった事の海外投資家の反応も売り方としては結構楽しみですね。
と言うことで、攻めて売り増し、ホールドの週末となりました。