2月28日のNY株式相場は大幅続落、
前日の大幅安の反動により、リバウンドでスタートしたものの、徐々に売りが強まった。
ダウは朝方に166ドル高まで上昇したものの、
もみ合い後は下落を広げ380.83ドル安(-1.50%)で終了して1日の振れ幅は553ドル。
S&P500とナスダックもそれぞれ1.11%安、0.78%安となり3指数がそろって続落。
結局2月はダウが4.28%安、S&P500が3.89%安とともに11カ月ぶりの反落、ナスダックは1.87%安と8カ月ぶりの反落となりました。
さて、本日はここ2年近くずっと売り方が悩まされ続けている「月初」つまり、「月初の買い」とか言うモノが出現する日です。
また、状況的には「火柱おまる」が現れても何も不思議ではない環境なだけに、
売り方はそれを確認できないうちは調子に乗って追加売りも出来ないと言う何とももどかしい状況でもあります。
日経はテクニカル的には25日線で綺麗に跳ね返されて、5日線も飛び越えた形でスタートと言う売りが強まりやすい形ですが、
先程も言いましたように、「火柱おまる」出現の条件が揃ってるので売り方は警戒をしないといけません。
ここで大事なのは昨日も以下のように言いましたように、
日経が日銀オペの減額から執拗に株・為替共に売られてると言うことです。
【2525の相場観】
前回の日経暴落も思い返せば日銀のオペ減額から始まった。
そして本日事前に観測はされていましたが、やっぱり減額と言うことで
ステルステーパリング確変潜伏中と言うことで後場の日銀砲からの動きはマジで注目ですね— Manager2525 (@newjk225) 2018年2月28日
ここ最近の相場を動かす変態AIは「パウエルFRB議長の発言」と「日銀のステルステーパリング」ネタには嬉々として売りで反応するのですが、
今回もやはり昨日日銀がオペ減額したと言うことで、ピンポイントでそのタイミングから売りが沸いてきてます。
状況や相場のリズムが前回の暴落と酷似してるだけに、これは売り方期待の展開となってきました。
いや、しかし世間であれだけ「月初の買いだからノーリスク」と言う雰囲気で昨日からフライング気味に買いを入れてた個人投資家多かったと思います。
それが昨日後場から下落して、本日と大きく下落して始まるこの状況で、本日結局マイナスで引けた場合の反動って結構大きいと思うんですよね。
昨日からのスケベ買いが投げられると言う意味で。
ですから、本日後場、月初の買いを諦めた向きが徐々に出てきたら、結構引けは酷いことになるのではと考えています。
後場開始の位置とそれまでの相場展開に注目ですね。
と言うことで「最後はやっぱり月初のセル!」と言うことで行きましょう。