昨晩のNY市場はまちまちの結果、
ダウとS&P500は続伸しましたが、NASDAQは反落した展開となりました。
世界の株式市場で株高現象が続く中、米10月ADP雇用統計が上振れしたことを好感、
またFOMCはサプライはなく特に大きな動きを市場に与えませんでした。
さて、明日から連休と言うことで本日木曜日が今週最後の取引となります。
明日から連休と言うことで通常なら「連休前を控え利益確定売りが先行し・・・」と言った流れになると思うのですが、
以前の連休前にもありましたように、上昇圧力が強い時のここ最近の日経は連休前に利益確定売りが来て軟調と思わせておいてから、
急に買いが沸く展開を繰り広げていますので、本日も同様に途中は今日は流石に軟調だなと思わせておいてからの、
連休前の買い上がりを演じる可能性が非常に高いと思われます。
トランプ大統領のアジア歴訪の前にひと波乱あるかと思っていましたが、結局ここまで何もありませんでしたので、
ここまで来たら相当何かインパクトのある悪材料が出ない限り下がらないでしょう。
この相場違和感は満々ですが、ここまで上がってきた事自体は事実なので、新規売りを考えている方は、
これまでの2525のように天井を取ろうとするのではなく、
最低でも明らかにチャートが日足レベルで崩れるような展開になってから新規売りを行った方がいいと思います。
この相場の天井はやっぱりNY市場に異変が起きてからだと思いますし、その天井は取ろうと思って取れるような展開ではない、
つまり、東京市場が寝静まった時に異変が起こると思いますので、東京市場で一生懸命天井を取ろうとしても無理なんでしょうね。
東京市場が終日高く、そして引けでも締め上げて「強い」と思ってからの真夜中のNY市場の異変といった具合です。
そうした事を考えると、ここまでの一方的な上げ相場で常識的に売りで挑んだ方の多くがやられていると思いますが、
ここから負けを取り返そうと全力投球で挑むのではなく、
これから再び起きるであろう大きな動きがある時に乗れる最低限の資金は確保しておいて下さい。
資金さえ残しておけば復活のチャンスはありますからね。