12月18日の日経平均は大幅反落となりました。
NY市場の連日の大幅安を嫌気して売りが優勢となりましたが、序盤で400円近く下げた後は下げ渋り、ジワジワと値を戻しました。
しかし、後場は円高進行や序盤調子の良かった上海市場が一転、安くなってくると売り直される展開となり、開始早々に前場の安値を更新。
その後は下値は限定的でしたが、明日のFOMCやソフトバンク情報を控えて押し目を拾う動きはほとんど見られず、安値圏でのもみ合いが引けまで続いた形です。
また、ここにきてTOPIXは年初来安値を更新、新興市場では税金を考えての「損出し」での見切り売りが加速し、マザーズ指数は4%近い下げとなった事も今の相場を象徴する出来事でした。
東証1部の売買代金は概算で2兆5000億円。
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さて、明日に「ソフトバンク上場」と「FOMC」と言う大イベントを控え、東京市場は前場は下げ渋ったものの、後場は売り直されて391円安(21115円)となりました。
やはり昨日とは異なり、「ソフトバンク上場」前に21000円台で終わると言う国内勢のミッションクリアも見えてた影響からなのか、
後場から「お昼の謎下げ」を伴い下げて行ったのは東京市場独自の要因でなかなか理解が難しいところだと思います。
ダウはここ2日で1000ドル超下げていて、本日一旦の買い戻しでもそれなりに大きな上昇は期待できるものの、もし今晩も反発が見られない場合には、
明日の東京市場はFOMCの結果発表を前に(極端な)リスク回避の売りに押される可能性が高いので、
今晩NY市場がまさかの大幅続落となった場合にの本日ナイトセッションからの明日の東京市場への動きはかなり注意をしないと危ないと感じます。
Twitterで何度も言ってますが、マザースの動きを見ても個人投資家が、年内の上昇を諦めて税金を考えての「損だし」を確定させる為のバケツリレーをやってる最中で、
しかもその終わりが見えてないと言う状態ですから、
もし今晩上げたら上げたで、明日以降、この税金を考えての「損だし」を確定させる為のバケツリレーの売りが降ってくるわけで、
よっぽどの好材料が出てこないと、FOMCの結果が不安な事もあり、買い上がる海外の投資主体もいるわけなく、
年末、この場面にきてダウナス共に非常にまずい状況になってきました。
2525自身はデイトレを交えながら、スイングショートは継続し、何度も言ってるFOMC後の「安値」を狙いに行こうと考えています。
【NYダウ日足チャート】
ダウはボリバン-2σに触れているのでいるで、いつでも一旦戻りを試しそうな感じのチャートですが、
ここ最近のAIの特徴を考えたら、チャネルラインの下限、つまり赤丸の地点を確認する可能性を考えないといけません。
【NASDAQ日足チャート】
NASDAQもダウと同様、一旦リバウンドする形にはなっていますが、これからの日程やAIのクセを考えると、
やはりチャネルライン下限を確認しにくることをやはり考えておかないと「押し目買い」で足元をすくわれかねない予感がします。
【日経日足チャート】
明日にソフトバンクの上場とFOMCを控え何とか粘っているものの、頭が段々と下がってきて、年末と言う特集要因の中、よっぽどの好材料が出てこないと上昇に転じるのが難しくなってきたチャート
【日経1時間足チャート】
過去の青丸の展開と現在の赤丸の展開はよく似ているので、青丸の時と同様に上昇の目も考えられるものの、損失確定の売りが上がれば降ってくる中で、
果たして青丸の時と同じように上昇していけるかと言ったら2525は「NO」だと考え、恐らく今回の波動は下に抜けてしまうと考えます。
と言うことで、21000円付近と言う値ごろ感以外、ここでロングする理由が2525には見当たらないので、引き続きスイングショートをホールドしたいと思います。
何と言ってもテーマは「アメリカ政府の口先介入が効かなくなった」ですからね、今晩もし口先介入があってもリバが続かず効かなかった時の下げは半端ないと考えます。