7月20日のNY市場はほぼ横ばい。
ダウは終日狭いレンジで取引されて6.38ドル安(-0.03%)とわずかに続落して終了、
S&P500も0.09%安と小幅に続落、NASDAQは0.07%安と小幅に3日続落で終了しました。
週間ではダウ平均が0.15%高と3週続伸、S&P500も0.02%高とわずかながら3週続伸、NASDAQは0.07%安とわずかながら3週ぶりの反落となりました。
さて、週末の金曜日もトランプ大統領の発言が注目を集めた一日でした。
利上げは減税などのトランプ政権の政策効果を損なうと前日に続き金融政策について異例の発言を繰り返し、通貨と金利を不当に低い水準に操作してきたと中国、欧州連合(EU)を批判するツイートも。
そして中国からの輸入品のすべてに関税を課すことができるとも発言したことで通商摩擦の激化が懸念された週末となりました。
また、ムニューシン財務長官は21日にトランプ大統領は為替市場に影響を与えようとはしていないと述べたり、強いドルは堅調な米経済を反映したもので長期的に国益にかなうとの見解を改めて示して(お約束の)火消しをしたようですが、
今の相場環境はトランプ大統領の発言>>>>ムニューシン財務長官で、ムニューシン財務長官が何を言っても連日のトランプ砲が強烈過ぎて全く歯止めがかかってない様子であり、
結局先日、ドル円113円の時のトランプ砲で以下のように呟いたように、かなり強かったドル円の円安トレンドは変わってしまったと考えます。
もう一度言うが、ドル円これトレンド変わってるよ。
今FXお金ないからショートできないけど。
— Manager2525 (@newjk225) 2018年7月20日
このように現時点で外部環境や為替のトレンドがかなり不透明なままであり、NY市場は別として、日経が単独で上げていける環境なのかと言えばかなり疑問が残ります。
そして地味に効いてきてるのは日銀の様子がおかしいと言うこと。
どうもここ最近、金融緩和継続に疑問を抱かせるような発言や行動を取っており、次回の日銀金融政策決定会合で何やらテーパリングについてサラッと触れるのではないかと言う憶測が流れ始めてます。
※どうみてもステルステーパリングをしてますが。
こんな所からも、日経をここから買い上げる筋なんてちょっと年金以外にいるのかなと言う感じです。
また日経は本日陰線だと下落色が強い大事な日なのですが、どうも「おまる」でもこない限り上がる雰囲気も条件でもないような相場環境ですから、
本日も引き続き、スイングのショートポジションは維持していこうと考えています。