12月13日の日経平均は続落、寄り付きからしばらくは前日終値近辺での揉み合いでしたが、昨晩のNASDAQ市場を意識したのか、東京市場でもハイテク株の下落が目立ちジリジリとじり安の展開を演じました。
後場に入ると米アラバマ州の上院補欠選挙で共和党候補の敗北が伝わったことから、「税制改革」が頓挫するのではとの思惑から下げ幅を3桁に広げていきました。
上院補欠選挙とは言っても「税制改革」の行方に関係のある事ですから、一時はどうなるかと思う場面もありましたが、
朝にも以下のように言ってましたように、やっぱりFOMCの前に(理由が何であれ)下げてきました。
さて、今晩のFOMC、ここ最近の傾向は予定通りであっても相場にボラがあるので動く事の多く、
FOMC前に動くとイエレンの会見で激戻しする事が多く、今晩も(個人を舐め腐ったヘッジファンドのし掛けで)実際そうなるかも知れません。
逆にFOMC前に上げてイエレン会見で下げると言うパターンはとても少ないので、
確率的には圧倒的に、FOMC前に下げてイエレン会見で上げると言うパターンでしょう。
ここで大事なのは、我らが日経、ここ最近23000円手前でわざとらしくモミモミして失速し、ダウとの距離が離れてしまったので(1500ドル以上)、
FOMCを境に一気に距離を縮めてくるような上げを仕掛けてくることを念頭においておかないといけないタイミングだと思いますから、現在の相場状況では売りのスイングをまだ入れる事が出来ません。
何度もいますが、北朝鮮の事さえなければロングのスイングに割り切って入るタイミングだとは思いますが、私はしません、したい方はどうぞと言う感じです。
ここでやっぱりFOMCの前に下げてきたと言うことは、イエレン会見で無慈悲に上げるパターンしか見えません、いつもの事ですが。
ただ、朝にも以下のように言いましたように、ダウの動き自体は凄くその場限りの動きをしてるように強く感じますので、
NYのダウに「翌日以降の動きを気にする」と言ったような動きが全くなく、そして「気にもしてない」と言う感じで、その日暮らしの感じを受けます。
このようなイメージをダウから受ける時ってそんなになく、あったとしたら、その後結構な下落を演じる事が多かったので、ダウの動き的には突然1000ドル超の調整が始まっても不思議ではありません。
現在FOMC後のいつものイカサマ上げを警戒してショートは入れてはいませんが、
やっぱりFOMC後にイカサマ上げが来るような事になって日経が死んだふりから23000円を突破してくれば、
そろそろムクリと起き上がってスイングショートを入れ始める準備をしないといけないかなと思う今日此の頃です。