8月13日のNY市場は続落。
反発してスタートしたものの、トルコ情勢の影響が意識されてリスク回避姿勢が強まった形。
ダウは朝方に68ドル高まで上昇後に159ドル安まで反落し、125.44ドル安 (-0.50%)で終了。
S&P500は0.40%安で終了し、ダウとともに4営業日続落となりました。
NASDAQは0.25%安と2営業日続落しましたが、アップルやアマゾンの上昇が下支えとなっていて、比較的小幅な下げで終わっています。
さて、皆さんもご存知の通り、昨日は下記のチャートのように、レンジ下限で反発して、昨晩のナイトセッションにて更に上値を伸ばす展開となりました。
このレンジが機能して、そこでしっかり反発をしたその後の展開と言うのは、やはり売り方がイラつくような展開でありました。
個人的に昨日のようなレンジが機能してからの反発を見てしまうと、「トルコショック」の最中ではありましたが、ちょっとスイングショートの枚数を減らすべきだなとと考え、
ナイトセッションでも引き続きポジションの整理を実行しました。
あの形、展開での反発後と言うのは売り方としての思い出を振り返ると、いい思い出は殆どありませんから、仕方ありません。
ただ、トルコに拘束されている米国人牧師が8月15日までに解放されるとの噂を受けてトルコリラの暴落による過度なリスク回避姿勢が後退してはいますが、
まだまだ一発性は秘めていますので、2525的にはドテンすると言う事には至っておりません。
NY市場はここ最近、先日から予見していたように調整モードに入ってはいますが、どうにもFANG株が異常に強く、大きく下げませんから、
相場歴が長ければ長いほど、ついていけない感覚を覚えるのではないでしょうか。
また、どうも昨日の展開(日経のチラッとこちらを見て死ぬフリ)を見てからと言うもの、ロングこそしないにしろ、どうもショートが割に合わない展開がまた来そうな気がしてなりません。
簡単に言えば、先程のチャートのレンジ上限を攻めてくるような「意味不明な上げ」が突然発生すると言うことです。
と言うことで、本日も引き続きショートの枚数を減らして行こうと考え、除々にニュートラルに戻して行きたいと考えています。
NY市場も軟調なのですが、FANG株の動向を見てるとNY市場は週末SQですし、またバカみたいな戻りを週末付近に演じてきそうですから、
昨日アジア時間での「トルコショック」を受けてギリシャショックの時のように-1000ドルなんかを演じなかった時点でちょっと下はキツイかなと言うのが今の正直な感想です。